新聞連載の小説だったそうです。
三つの章から成り立っています。
永山が若い頃住んでいた「ハウス」、様々なアーティストや作る系の人達が住んでいて、みんなで深夜までワイワイ飲んで色々語り合ったりしていた。
そんなメンバーの中、ちょっと溶け込めないというか・・距離をおいている永山。
徐々にめぐみと良い感じになり、奥というニックネームの影山とは何か通じるものがあると感じていた。
その後、永山は「凡人A」を出版し話題になる。
しかしその本の内容は、実は飯島さんのアイディアを使ったものだったと知り(永山本人は全く知らなかった)、かつ、めぐみは飯島さんとそういう関係になっていた事も知り大ショックを受ける。
その数年後、ハウスの元住民、影島(奥)とのバーでの久しぶりの再会。
(ここは久しぶりの再会を良かったねーと思えたシーンでした)
読み終わった後に知ったのですが、又吉さんの事をツイッターで物申したイラストレーター・コメンテーターの人がいて、ちょっとした騒動?になっていたそうなんですね。
その方、芸大卒で中野の大使もやっている人で、小説内のナカノタイチと、かなり丸被りな感じで・・・。
小説ではナカノタイチに「芸人のくせに文化人みたいなフリすんな」みたいなコラムを書かれ、それに対して奥が長文の反論メールを送るシーンがあるのです。
その反論メールの長さと勢いに、びびりました・・。
早くに亡くなられた飯島の死について、触れられていないのは残念でした。
前2作は面白く読んだし、結構好きだったんだけれどなあ・・
本作は、ちょっと私の好みでは無かったかも。
でも、次回作を楽しみにしています。
人間 2019/10/10 又吉直樹
内容 あらすじ
絵や文章での表現を志してきた永山は、38歳の誕生日、古い知人からメールを受け取る。若かりし頃「ハウス」と呼ばれる共同住居でともに暮らした仲野が、ある騒動の渦中にいるという。永山の脳裡に、ハウスで芸術家志望の男女と創作や議論に明け暮れた日々が甦る。当時、彼らとの作品展にも参加。そこでの永山の作品が編集者の目にとまり、手を加えて出版に至ったこともあった。一方で、ハウスの住人たちとはわだかまりが生じ、ある事件が起こった。忘れかけていた苦い過去と向き合っていく永山だったが――。
又吉直樹
劇場
火花
三つの章から成り立っています。
永山が若い頃住んでいた「ハウス」、様々なアーティストや作る系の人達が住んでいて、みんなで深夜までワイワイ飲んで色々語り合ったりしていた。
そんなメンバーの中、ちょっと溶け込めないというか・・距離をおいている永山。
徐々にめぐみと良い感じになり、奥というニックネームの影山とは何か通じるものがあると感じていた。
その後、永山は「凡人A」を出版し話題になる。
しかしその本の内容は、実は飯島さんのアイディアを使ったものだったと知り(永山本人は全く知らなかった)、かつ、めぐみは飯島さんとそういう関係になっていた事も知り大ショックを受ける。
その数年後、ハウスの元住民、影島(奥)とのバーでの久しぶりの再会。
(ここは久しぶりの再会を良かったねーと思えたシーンでした)
読み終わった後に知ったのですが、又吉さんの事をツイッターで物申したイラストレーター・コメンテーターの人がいて、ちょっとした騒動?になっていたそうなんですね。
その方、芸大卒で中野の大使もやっている人で、小説内のナカノタイチと、かなり丸被りな感じで・・・。
小説ではナカノタイチに「芸人のくせに文化人みたいなフリすんな」みたいなコラムを書かれ、それに対して奥が長文の反論メールを送るシーンがあるのです。
その反論メールの長さと勢いに、びびりました・・。
早くに亡くなられた飯島の死について、触れられていないのは残念でした。
前2作は面白く読んだし、結構好きだったんだけれどなあ・・
本作は、ちょっと私の好みでは無かったかも。
でも、次回作を楽しみにしています。
人間 2019/10/10 又吉直樹
内容 あらすじ
絵や文章での表現を志してきた永山は、38歳の誕生日、古い知人からメールを受け取る。若かりし頃「ハウス」と呼ばれる共同住居でともに暮らした仲野が、ある騒動の渦中にいるという。永山の脳裡に、ハウスで芸術家志望の男女と創作や議論に明け暮れた日々が甦る。当時、彼らとの作品展にも参加。そこでの永山の作品が編集者の目にとまり、手を加えて出版に至ったこともあった。一方で、ハウスの住人たちとはわだかまりが生じ、ある事件が起こった。忘れかけていた苦い過去と向き合っていく永山だったが――。
又吉直樹
劇場
火花
そんな内容なんですね、いつか読んだらまた御邪魔しますねぇ~
年賀状を書かなければいけないのですが、取り掛かれずにパソコンたたいています。切り替えが悪い癖です。午後から頑張らなくては・・・
そうそう、お正月にシロさんらが帰ってきますよねぇ~。今からワクワクしています。
私も又吉さんには良い印象しかないです。
小説の方も、火花、劇場と、両方とも面白かったし・・・
でも、本作は、何だかちょっと・・・な印象でした。
是非、しずくさんの感想もお聞きしたいです!!
年賀状は、昨日夫と奮起してなんとか終わらせました。
そうなんですよねー、録画セットしてあります。楽しみーー
又吉さんご自身も炎上というか反論したことがあったんですね。今初めて知りました^^;
永山や影島のキャラクターと言い、結構私小説のような感じもあるのかもしれないですね。
確かに飯島の死についても気になりました。
今回の作品は難しかったですが^^;又吉さんご自身の書かれる文章は好きなので私も新刊が出たらまた読むと思います。
そうらしいんですよ・・・
私もこの本の世間の感想をネットで見るまでは、全く知らなかったので、驚きました。
勝手にですが、又吉さんって温厚で、何かあってもやんわりスルーしてしまう印象があったのですが・・・。
又吉さんの小説は、私小説なお話だろうなーと思っているので、相当思う処や憤りがあったのではないかな・・と思っています。勝手にですが・・・
でも、予約本がどっと届いたので優先順位を決めなければいけません。又吉さんのは何番目になるかしらねぇ~
雨、地区によって、かなり違うんですよね・・・無事でよかったです。
いきなり同時に沢山本が届くと、嬉しい反面、困りますよね。
良いバランスで常に手元に本があるのがベストなんですけども
この本、サクサク読めなかったです。
後味も良いとは言えないので、、、
うーーん、最後の方でいいかも・・・