仙台在住の書店員作家さんの芥川賞ということで読んでみました。
東日本大震災から12年。被災した人たちのお話。
全体的にとても重くて辛いお話です。
読んだ後も、どよーんとなりました・・・。
★以下ネタバレで 簡単にあらすじを★
40代の主人公祐治。現在は造園業を一人でやっている(途中で一人部下が入ったが・・・)
母と息子と3人で暮らしている。息子とは気楽に話せない関係で、距離感がある・・。
震災後の心労で弱っていた妻はインフルエンザで亡くなり、その後百貨店で働く女性と再婚したものの、妊娠中の流産後、お互いにそれを乗り越えられず(言葉少なの主人公、そして腹が立つと噛みつく癖のある彼女)突然家を出ていった。出て行く前に食器を新聞で包み上からたたいて全部割って行った・・・。彼女の仕事場である百貨店に行くも会わせてもらえないどころか、伝言や手紙も渡してもらえない状態。
明夫という幼い頃からの友人は震災で妻と子供を失い、現在はガンに侵されている。なにやら怪しげな密漁をしているみたいだ。
最後は彼ともう一人の役場で働く友人にさくらんぼなどの豪華な果物を届けた後、自宅で自死した・・・。彼の父は彼にとても良くしてくれて、気を配ってくれる人なんですよね・・・。
荒地の家族 2023/1/19 佐藤厚志
東日本大震災から12年。被災した人たちのお話。
全体的にとても重くて辛いお話です。
読んだ後も、どよーんとなりました・・・。
★以下ネタバレで 簡単にあらすじを★
40代の主人公祐治。現在は造園業を一人でやっている(途中で一人部下が入ったが・・・)
母と息子と3人で暮らしている。息子とは気楽に話せない関係で、距離感がある・・。
震災後の心労で弱っていた妻はインフルエンザで亡くなり、その後百貨店で働く女性と再婚したものの、妊娠中の流産後、お互いにそれを乗り越えられず(言葉少なの主人公、そして腹が立つと噛みつく癖のある彼女)突然家を出ていった。出て行く前に食器を新聞で包み上からたたいて全部割って行った・・・。彼女の仕事場である百貨店に行くも会わせてもらえないどころか、伝言や手紙も渡してもらえない状態。
明夫という幼い頃からの友人は震災で妻と子供を失い、現在はガンに侵されている。なにやら怪しげな密漁をしているみたいだ。
最後は彼ともう一人の役場で働く友人にさくらんぼなどの豪華な果物を届けた後、自宅で自死した・・・。彼の父は彼にとても良くしてくれて、気を配ってくれる人なんですよね・・・。
荒地の家族 2023/1/19 佐藤厚志
私もそうなのよね・・・震災関係とか、辛いお話は読むのが辛くてね・・・なかなか手が出ない。
でも、これは書店員さんが書いたってところに興味が湧いて読んでみたの。
何を言いたかったのかな・・・
震災によって、10年が過ぎても影響を受けて辛い状態が続いている人が多いって事かなあ・・・
芥川賞
私の文学センスや知識が無いせいか、なんじゃらほい?って事が多いです。
でも、どんなのかなー?って怖いモノ見たさで私は読む事が割とあるかも。
あんまり順番待ちが長くないので気楽に読めるし。
震災関連の小説が苦手だし、芥川賞は理解出来ないから、この本は読まないかな?と思ったので、ネタバレを読ませていただきました。
うん、不幸のオンパレードのようですね^^;不幸の盛り合わせ?のような・・・
本書で、何を言いたかったのかな?