サルサバンドLATIN FACTORYのブログ
EL WEBLOG DE LATIN FACTORY
むかし道を行く Vol.2

おサルさんたちをやり過ごしてしばらく、既にほとんど散ってしまった紅葉が見事に残っている樹がありまして、ここぞとない景観なので遅ればせながら昼食を摂ることとしたのです。
車の運転はありませんし、とりあえず終点までは歩き続けられる程度の炭酸飲料を摂取しました。
あては、、、ではなくて食べたのは、アナゴ寿司やらなんやら。ワタクシはとあるものに夢中になってしまって、すべてをカメラでとらえきれることはできず。
立食での軽い昼食でした。
実は、ここに近づく時点で、チラチラと何やら気になるものが見えていました。
そうそう、これです!なにせ、学生のころからこんなものに夢中になってしまって、はたから見たらただの変態だと心の高まりを押さえつつ愛でた廃線。
廃線跡を愛でること自体が、社会に受け入れられて良かった、、、などと喜ぶだけでなく、バンドメンバーと現場を訪れることができるなんて
・:*:・感(*ノ∀`*)動・:*:・
<<水根貨物線とは>>
1952年(昭和27年)に開通して運行していた、東京都水道局の専用鉄道で、正式名称は「東京都専用線小河内線」という。運行期間はわずか5年半のみであったが、東京の水がめである小河内ダムの完成に重要な役割を果たした。総延長は10kmにも満たないが、鉄道ならではの勾配への弱点を考慮し、あえて走行距離を稼ぎながら登坂する路線を選んだという。険しい山道となるため、保線にも苦労が絶えず、一度は転落事故まで起こして殉職者を出したという記録もある。休止は1957年(こんな長い年月を経ても廃止ではなく休止だというところがすごい)、その多くは、まだ手付かずのままで残されているため、往時をしのぶ景観を目の当たりにできる。
通常、奥多摩湖に行くにはバスを利用することが一般的だと思いますが、バスで通りかかるとこんな橋なんて一瞬にして遠ざかってしまいますから、じっくり愛でることはできません。
昼食を終えて、じっくりと愛でた後、そこを後にしてまた先を急ぐことになりました。
つづく
Editor CABEZÓN

