今回の皆既月食は、皆既中に天王星食(惑星食)のある、貴重な月食でしたね。
既に皆さんの記事にも書いてありますが、天王星以外の惑星を含めても「日本で皆既月食中に惑星の食」が起こるのはめちゃくちゃ珍しい現象で、前回は442年前の1580年7月26日の土星食、次回は322年後の2344年7月26日の土星食なんですって!
土星食も観てみたいですね。
これから300年間、スターウォーズのハン・ソロのように凍結保存でもされないと観れないですが!
(爆笑)
日本での皆既月食中の天王星食は、想定出来ないって!
なんて貴重な日だったんでしょう!
地球上と広範囲だとで皆既月食中の天王星食は、前々回が1938年11月8日、前回が2014年10月8日、次回が2235年6月2日。
何処か海外に行ったとしても、213年先って!
(≧∀≦)
コレじゃあ、今回の「皆既月食中の天王星食」は盛り上がる訳ですね。
と、前置きが相変わらず長くなりましたが…。
私は天王星食を部分拡大で撮影してきました。
筒はMAKくんで、カメラはミラーレス機の組み合わせです。
当初は「動画から画像化」を予定していたのですが…。
カメラの動画モードで、明るさを最大にしても、何も写らないって大事件が発生!
仕方なく通常撮影…。
ところが!
枚数を増やしてコンポジットすると、お月様はくっきり鮮やかになりますが、天王星がびよぉ〜んって…。
仕方なくコンポジット枚数をギリギリまで減らしての処理となりましたので、お月様は少し荒れっちゃってます。
先ずは食前40分前から10分毎に撮った画像です。
最後の画像は、訳あって構図を変えました。
その訳は後ほど…。
そして問題だったのが、天王星食後の撮影…。
どうやっても、お月様の飽和がぁ〜。
天王星がギリギリ観えて、お月様の飽和が極力抑えられる設定値を模索して…。
時間ばかり過ぎてしまい、諦めてシャッターを10分毎に切りました…。
3セット目までが限界でした…。
この天王星の動きをなんとか見やすく出来ないか?って、コレまた試行錯誤…。
画像処理の小ワザを駆使して…。
って言ってもたいした事はやってませんが…。
天王星食前と…。
天王星食後を…。
そして最後に天王星食ギリギリの時の全体像を北半球と南半球で別撮りしてモザイクしたお月様の全景…。
ちょい天王星がギリギリ過ぎて、コレじゃあ「ゴミ?」ですね。
と言う事で「人生で一度きりの奇跡の天体ショー 天王星食」をこんな感じにまとめてみました。
(^_^)v
まだつづく…。
(^_^)/