那須のケーキ屋 ル・シェーヴルフイユ

栃木県那須町の洋菓子店です。
主に商品やお店のお知らせなどのご紹介です。
その他は日常ブログで展開。

明日からFKD宇都宮店にあります。

2017年09月12日 21時36分14秒 | その他お知らせ

モンブランが9月から始まりまして
(レギュラー500円/ミニサイズ300円)
夏の間消えていた地元のお客様が帰ってきました(笑)
価格も製法も昨年と同様で、ご注文を頂いてから
おつくりしておりますのでお一つでも気軽にご注文ください。
(お急ぎの場合はお電話での作り置きも対応しております)

明日からFKD宇都宮店にて開店記念祭があるらしく
当店もちょこっと。

ふわもこモフモフだけですが販売されております。
今回は定番のプレーンとショコラのほかに
季節商品の「ブルーベリー」と
モンブランで使用している栗をクリームに
価格相当量を混ぜてつめた「和栗」も数量限定で出してますので、
お立ち寄りの際はぜひご利用ください。

日常ブログでちょこっとふれたのですが
ビーントゥーバーに手をつけています。
(当店ではバーにはしないのでちょっと違うのですが)
ビーントゥーバーは昨今色々と情報があるので見ていただくとして、
一言で言うところの
カカオ豆からチョコレートを自店で製造することです。
今回、なぜ始めたかといいますと、
1つが高校の同級生がエクアドルでカカオ農家と輸出業の会社を立ち上げたので
そこのカカオを使用した製品を地元の人に是非知ってもらいたいと思ったこと。
もう一つは今年の7月という絶妙なタイミングで、
目をつけていた機械が手に入るようになったことです。
機械に関しては個人での輸入でも手には入るのですが
営業用となると国内の食品衛生規格に適合しているかの確認が必要だったり、
電気機器としての国内適合とかPSEマークがついているかとか
壊れたときのメンテナンスであったり部品であったり、
先送りする理由が結構あったのですが
目をつけていた耐久性がありそうな機器が上記適合となり、
このタイミングで環境が急に整ったということがあり、
これは何かからのメッセージだと思いまして(笑)
早速始めたわけです。
以下、ザックリ当店のカカオからチョコレートになる工程を。


↑カカオ豆です。
洗浄してローストします。


↑ロースト後、皮をとるため大きく割っていきます。


↑皮を取り除きもう一度ローストしてから粉砕、
ペースト状に加工していきます。


↑ローラーにかけ、なめらかに微細化していきます。


時間が経つにつれ、段々と液状になり
チョコレートらしくなっていきます。


この時点で0.160mm程度で、
この作業を続けて20ミクロン(0.020mm)にします。


大分液状化してきました。


最終的に20ミクロン以下になったことが確認できたところで
当店では微細化をやめています。
この後、砂糖を加え寝かせてから
加工することになります。

長くなったので続きは
製品化したところまでを含めて
改めてご紹介します。

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