リートリンの覚書

日本書紀 巻第十九 天国排開広庭天皇 五十九 ・新羅の使者、帰国せず



日本書紀 巻第十九 天国排開広庭天皇 五十九

・新羅の使者、帰国せず



(欽明天皇23年)

秋七月一日、
新羅は遣使(つかわしめ)して、
調賦(みつき)を献じました。

その使人は、
新羅が任那を滅ぼしたと知ると、

国恩(みかどのめぐみ)に背いたのを恥じて、
敢えて帰国を請いませんでした。

遂に、
留まり、本土に帰りませんでした。

国家の百姓と同列としました。

今、
河内国の
更荒郡(さららのこおり)
鸕鷀野邑(うののさと)
新羅人の先(祖)です。



更荒郡(さららのこおり)
寝屋川市周辺



裏切った国の使者を
処刑せず、

身分格下げで済ます国…

不思議な国だなぁ。

明日に続きます。

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