即位礼正殿の儀・まとめ
特別公開 高御座と御帳台を
見に行きました。
その際、立派なパンフレットを
いただきました。
それを見ていたら、
これは即位礼正殿の儀を
きちんとまとめておきたい、
と思い立ちました。
少し長いですが、
お付き合いください。
即位礼正殿の儀(そくいれいせいでん)
即位礼正殿の儀とは、
天皇陛下が即位を公に
宣明(せんめい)されるとともに、
内外の代表が
ことほぐ儀式として行われます。
天皇陛下が即位を公に
宣明(せんめい)されるとともに、
内外の代表が
ことほぐ儀式として行われます。
令和元年(2019年)10月22日、
この日は、あいにくの雨模様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/57/867b43629ee482fd46cff15a7246304e.jpg)
出典:宮内庁ホームページ
即位礼正殿の儀は、
午後1時から
皇居宮殿、
正殿松の間にて行われました。
厳かな雰囲気の中、
即位礼正殿の儀が始まりました。
始めに秋篠宮殿下が入場され、
続いて秋篠宮殿下妃紀子さまが
入場されました。
静寂の中、衣擦れの音だけが響きます。
その後次々と皇室の方々が入場され、
それぞれの場にお着きになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/cb/94a3637e93cffaae3a686f938709cdbd.jpg)
出典:宮内庁ホームページ
鐘の音が鳴ると、
文官装束、女官装束の係の方々が、
高御座、御帳台の帳を開けられました。
天皇陛下と皇后陛下が
お出ましになられました。
太鼓の音が鳴ると皆様一礼されます。
その後、
天皇陛下のおことばが述べられました。
即位礼正殿の儀 天皇陛下のおことば
さきに,日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。ここに「即位礼正殿の儀」を行い,即位を内外に宣明いたします。
上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間,常に国民の幸せと世界の平和を願われ,いかなる時も国民と苦楽を共にされながら,その御心を御自身のお姿でお示しになってきたことに,改めて深く思いを致し,ここに,国民の幸せと世界の平和を常に願い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。
国民の叡智とたゆみない努力によって,我が国が一層の発展を遂げ,国際社会の友好と平和,人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。
引用・宮内庁ホームページ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/f1/995a934fca413bf3e3f6f53750fa8cef.jpg)
次いで内閣総理大臣が寿詞
(よごと・お祝いの言葉)を述べ、
万歳を三唱すると、参列者が唱和
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c7/d4f272d75b185d33537877054e26fc8c.jpg)
出典:宮内庁ホームページ
これに合わせて21発の礼砲が
辺りに響き渡りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c7/0040d5e7bb2a8365d8d467d93ba6cf6b.jpg)
出典:FUJI.COM
鈴の音が聞こえると帳が降ろされ、
天皇陛下が退場されました。
続いて皇后陛下、秋篠宮殿下、
皇室の方々が退場されました。
内外の代表者約2000名が参列し、
天皇陛下の即位をお祝いしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/9b/548b67d4572460a6829e199fb6feef6e.jpg)
出典:FNN.JP
儀式が終わる頃、
雨が上がり
東京では虹があらわれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/05/61dba1452e485bf7fd4db9b9d6e6c83c.jpg)
出典:ジャストニュース
富士山も令和元年、
初冠雪しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b4/a565a26eab712a71444453ad5a072d2c.jpg)
出典:ニコニコニュース
祝砲
祝意を表すために発する空砲。および発泡。
最大限に相手への祝意を表す数として21発が定められています。
あらためて、
即位礼正殿の儀をネットで見ました。
儀式に派手さはないのですが、
伝統の重みでしょうか。
何度見ても感動です。
年のせいでしょうか、
目がウルウルします。
陛下、頑張ってください。
陰ながら応援しております。
続く