リートリンの覚書

来年の目標


来年は日本書紀が編集されてから
1300年の記念の年です。

これを機会に来年は、
少しずつですが、
日本書紀を読んでいきたいと
考えています。

日本書紀とは、
日本に伝存する最古の正史です。

舎人親王らの撰で、
養老4年(720年)に完成しました。

神代から持統天皇の時代までを
扱っています。
漢文・編年体で記述されていて、
全30巻です。

乙巳の変(いっしのへん)で
中大兄皇子(天智天皇)は
蘇我入鹿を暗殺します。

これに憤慨した蘇我蝦夷は
邸宅に火をかけ自害しました。

この時に朝廷の歴史書を保管していた
書庫までもが炎上します。

「天皇記」など数多くの歴史書は
この時失われます。

「天皇記」が焼けて欠けてしまった
「国記」に代わるものとして

天武天皇の命によって
編纂されたものが
「古事記」、「日本書紀」です。

古事記は読んだことがあるのですが、
日本書紀は30巻。

長い道のりになりそうですが。
ゆっくりマイペースで
読んで行きたいと思います。

熱田神宮宝物館では、
1月1日から新春特別展として
「日本書紀の世界」を開催するそうです。

興味のある方は是非。


出典:熱田神宮宝物館 チラシより


今年も一年お疲れさまでした。
皆さんよいお年を…


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