政治ネタは避けたいところだが、個人の記録としては避けては通れまい。
『改革』の言葉がが大流行のニッポン。
しかしどうしても腑(フ)に落ちない。
改革とは先に進む、改善する、など 進歩 の意味合いを感じさせるのだが、実体は 後退 しているのだ。
最初の小泉内閣発足当時は、
長年政治の腐敗を産みだした政界と財界の癒着、すなわち官民癒着構造にナタを入れ解決に向かうと期待した。
しかし結果は、解決どころかさらに強力に癒着して、政界と大企業は冨み、労働者や弱者の一般市民 は苦痛にあえいでいる。
旧財閥は復活の兆しを表し、大企業や金持ちの優越と小市民の生活の低層化(格差社会化)。
労働者世帯は パート契約社員などの不安定雇用 に押し込まれている。
どの職場でもほとんどが派遣労働者。おかげで派遣会社経営は破竹の勢いで儲かっている。健全な労働環境にはほど遠い。
せっかく20数年前に土日休日の 週5日制が定着してきたのに、厚生省は週6日働いた労働者に一日の休日を与える法案を作成中だとか。
一定の残業代は支払わなくても良い等の話も聞いた。国家公認のサービス残業であろう。
今朝のニュースでも、自衛隊はどんどん海外に派遣するようにし、靖国神社は国営化を考えているという。
郵政民営化を争点にした2005年の衆院選挙では 自民党と公明党の保守票は合わせても過半数以下なのに、(議員の)数の力で民意を無視し、郵政民営化法案は通された。
その後も「ここぞ!」とばかりに好き放題をやってくれる行政。
何から何まで昔、戦前と戦中を生きてきた人々から聞かされていた日本。すなわち、終戦時解体された戦前の旧日本の構造に大逆戻りしているように感じる。
政官財界を「主」に、民を「従」に変えるのが 小泉自民党の構造改革であり、日本の民主主義であった。
わが人生の楽しくない 汚点 としてこれを記そう。
『改革』の言葉がが大流行のニッポン。
しかしどうしても腑(フ)に落ちない。
改革とは先に進む、改善する、など 進歩 の意味合いを感じさせるのだが、実体は 後退 しているのだ。
最初の小泉内閣発足当時は、
長年政治の腐敗を産みだした政界と財界の癒着、すなわち官民癒着構造にナタを入れ解決に向かうと期待した。
しかし結果は、解決どころかさらに強力に癒着して、政界と大企業は冨み、労働者や弱者の一般市民 は苦痛にあえいでいる。
旧財閥は復活の兆しを表し、大企業や金持ちの優越と小市民の生活の低層化(格差社会化)。
労働者世帯は パート契約社員などの不安定雇用 に押し込まれている。
どの職場でもほとんどが派遣労働者。おかげで派遣会社経営は破竹の勢いで儲かっている。健全な労働環境にはほど遠い。
せっかく20数年前に土日休日の 週5日制が定着してきたのに、厚生省は週6日働いた労働者に一日の休日を与える法案を作成中だとか。
一定の残業代は支払わなくても良い等の話も聞いた。国家公認のサービス残業であろう。
今朝のニュースでも、自衛隊はどんどん海外に派遣するようにし、靖国神社は国営化を考えているという。
郵政民営化を争点にした2005年の衆院選挙では 自民党と公明党の保守票は合わせても過半数以下なのに、(議員の)数の力で民意を無視し、郵政民営化法案は通された。
その後も「ここぞ!」とばかりに好き放題をやってくれる行政。
何から何まで昔、戦前と戦中を生きてきた人々から聞かされていた日本。すなわち、終戦時解体された戦前の旧日本の構造に大逆戻りしているように感じる。
政官財界を「主」に、民を「従」に変えるのが 小泉自民党の構造改革であり、日本の民主主義であった。
わが人生の楽しくない 汚点 としてこれを記そう。