ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

日本漁船銃撃・だ捕と小泉首相の外遊

2006年08月28日 18時23分04秒 | 格差社会と政治
もう出発しただろうか?
小泉首相は28日からロシア近隣諸国を訪問してロシア側への外交的けん制行動をとると聞いている。

米ブッシュ同様、自分の思うように動かせない中国やロシアとは仲良くしたくないのが本音だが、北方領土域で日本漁船がだ捕されてしまい、ロシアとの外交交渉が必要になってしまった。

拘束された漁船乗員は ホテル(友好の家)で安全に暮らしている。
監獄にでも投獄されていれば、人権うんぬんで少しは日本政府も強気には出られるかも知れないが、ロシア側(北方領土)が示す友好関係表明の現実は、小泉政権の日本政府にとっては全然嬉しくない。

小泉首相や自民党は、
だ捕された漁船乗員の早期解放交渉は現政府にとっては面倒だ。
ロシアけん制などで刺激して、ロシア側が北朝鮮同様に何らかの脅威行動をとってさえくれれば良いのに。とでも考えているのか?

北朝鮮とはミサイル発射騒動で、拉致問題等の交渉をたな上げにできた。
今回もロシア側が強行態度さえ取ってくれれば 乗員開放交渉もたなあげに出来るだろうとでも、小泉首相は願っているのだろうか?

せっかくの残り少ない在任期間を(小泉首相にとって)つまらない事件で後を濁したくない。とはいかにも日本的思考だ。

日本(小泉)政府の非人道的な態度を見かねて、ロシア側(北方領土)から、
『人道的判断に鑑み、拘束している乗員と、心配している北海道の乗員家族が安心できるよう、双方の領海中間点で船上対面を許す』とでも云って来たなら、日本政府のもくろみも丸つぶれになってしまうなぁ。

日本からそのように頼んでも、
日本では想像も出来ないほど遠くに住んでいるロシア中央政府より、北方領土に住む現地ロシア側判断で受け入れてくれるかも知れない。
しかし実現しても、日本政府にとっては嬉しくもないだろうが...