ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

そう言えば、「ノストラダムス」 の 『恐怖の大王』

2007年06月09日 18時36分17秒 | Weblog
[現代世界史]: 宗教 オカルト 予言 戦争 災害

西暦2000年を迎える直前の年、 盛んに話題になったのが 「ノストラダムスの大予言」。 預言の内容に、 「1999年第7の月に ”恐怖の大王” が飛来する」 とかの 記録があった為だ。

ノストラダムスの数々の預言は的中している との ”前フリ” から始まって 99年の第7の月に起こるという話に入っていくのである。 (さしずめ今なら 菅総務相 がテレビに出て 「ねつ造」 だの 「事実に反する」 などと 言いがかりを付けてきたに違いない )

実は 予言者 なる者をバカにする 私ジョージィであるが、 大混乱が予測される 2000年問題と重ねて 少しはアクシデント(突発性事故)の 発生を期待していた。 結局、 どうせ時期はズレるだろうとばかりに 日めくりのように 「その時」 を待っていたが とうとう 1999年12月31日 を迎えてしまった。

英国から順次始まる 2000年1月1日。 24時間テレビにかじりついて 緊急報道 を待っていた。
英国パス! 欧州パス! ワシントン・NYパス! 米国中部パス! ・・ 欧州と米国ではなにも起こらなかった。 そして日本。 数分待っても何も報じられない。 一時間待っても 大パニック報道は無い ・・・・ 結局、地球を一周しても 何も起こらなかった。

20世紀から21世紀に変わり、 新たな世紀の始まり を喜ぶ映像しか報じられない!! ガッカリした...。

<平穏なうちに始まった2000年代>
”恐怖の大王” の飛来もなく、 2000年問題も 強いて云えば 自分のPCのフォルダー名を2桁から4桁の西暦に変更する手間に追われただけで、 新たな希望を感じさせながら 21世紀は始まった。

翌年 米国では 9・11 事件が世界を震撼させ、 イラク問題も始まったが そのような事件は 20世紀中にも起こりえた。 同様に 日本でも 小泉政権が発足し、 いままでにないその首相の人柄に 国民は皆 変化 の中に 希望を見いだした思いだった..。

<あれから7年が過ぎ..>
実は近年、 1999年第7の月に ”恐怖の大王” は (密かに)来ていたのではないか? と思えてきた。

 (続)

[年金問題]: 仕組まれた 老後保障の不安 の中で..

2007年06月09日 15時05分43秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 加重失態

<年金不信政治>
老後保障の 年金 について、 大きな衝撃が走ったのはいまから 20年ほど前、 日本全体がバブルの余韻に酔いしれている時だった。

ウラでは 官僚・議員らと財界の癒着政治の中で)
年金資金を流用して 全国各地に 無駄に豪勢な 保養施設を次々と建設し、 経営が成り立たないまま 日々莫大な赤字を計上していく事を隠したまま、
たてまえとして) 将来の 団塊世代の大量退職時期に備え、財源確保の為に 年金支給開始年齢の段階的引き上げの政府発表があった。

<団塊の親世代は支給でも..>
当時、 (団塊世代を含む) 戦争を知らない世代親世代 が 日本の政財界の頂点に立っていた。 だから...、
団塊の親世代までは 無事に60歳から 年金支給を受けたが、 昭和一桁生まれはまともに 被害を被った。
支給開始年齢引き上げに該当する世代は、 定年退職後、 年金支給開始までの数年間を 退職金や預貯金を食いつぶしながら 生活して行かなければならないのだ。

<団塊世代も支給可..>
当時の若い世代同士でも 年々引き上げられる支給開始年齢は さらに引き上げが有るだろう事は誰しもが考えた。 社内にもいた 終期団塊世代 はギリギリ何とか受給出来そうなのだが それより若い年齢では 受給できない可能性が大きい事は明白だと話し合った。

<介護保険と同じに.官から民 .>
老後保障の不安が社会全体を覆ったとき、 出てきたのは 生命保険会社が販売を始めた 『養老年金保険』 だ。
発売当初から 「日本の年金はアテにできないから」 というのが 保険のオバチャンたちの セールストークだった。
当時の若い世代の老後保障を 国家に変わって民間(保険金融機関)が乗り出してきたのだ。

<そして失敗>
年金破綻を隠し 官から民 への老後保障政策は意外な障害をもたらした。
若年層の年金未加入問題である。
職業を持った社会人から 学生 にまで 強制加入年齢を引き下げても 親世代自体が 「将来、年金は貰えない」 と理解しているのだから 金持ち(資産家)家庭ほど 年金加入には否定的だった。 民間の金融商品に資金が流れたのだ。

バブル崩壊後、 :国家公務員(官僚・議員) と :財界 の癒着政治の故に いくら血税を投入しても 日本の景気は回復してこない。
景気が回復しないのは 政治屋と癒着する企業の上層部にだけゼニが集まり、 下層にまで ほとんどゼニが流れてこないのだから 理由は至極当然だ。 社会構造の末端が潤わないのである。

<満期時保証に目処無し>
(官民癒着政治のために)数年経っても 景気が回復しない中、
資金集めの為に 保険販売時に 考えられないほど有利な 金利商品 を設計・販売した 保険会社 の先行き (満期時保証) に大きな不安(破綻)が 露呈 していった。

<格差社会と戦争景気に希望を託し>
再び 国家としての年金に 頼らざるを得ない さらなる社会不安へと進んでいったのである。

※ 官 というと 官僚の意味のほか、 官職としての一般公務員も含まれてしまうので、
公務員法改正関連で 政府・与党 から使用を推奨されている 国家公務員(官僚・議員) と云わなければならないのは 誠に面倒である。 いかにも 官僚 らが 一般職員 を盾として 悪事に手を染めてきたかを現す 言葉になろう。
真面目に働く 一般公務員 と、 弱者に仕立て上げられた多くの国民 は浮かばれない ..。


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02/28 [戦争を知らない世代] 初期世代は団塊よりもさかのぼる

<年金支給漏れ>第三者機関設置で逃げ切るか?社保庁改革

2007年06月09日 13時07分27秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 加重失態

年金支給漏れ 証言のみでの給付は限定的に…厚労相答弁 (毎日新聞) 6月9日9時48分配信
【記事抜粋】 柳沢伯夫厚生労働相は8日の衆院厚労委で、年金支給漏れを訴える人の証言などを審査する第三者機関の運用に関し「(保険料支払いの)証明は求めていかないことを基礎としていく」と述べ、柔軟に対応する方針を示した。ただし、証言のみで給付を認める例については「まったくないということではないと思うが、(認められるのは)委員の先生方を非常に説得できる話だろう」と、極めて限定的になるとの見通しを示した。 ◆ 第三者機関は月内に設置され、社会保険庁に記録がなく、領収書も持たない人が「保険料を払っていたか否か」を審査する。委員には弁護士や税理士を充てる予定だ。設置場所は未定だが、塩崎恭久官房長官は同日、「社保庁に置く考え方にはならないと思う」と述べた。
[記事全文]

<設置機関は”民営化”担当の総務省>
第三者機関の設置は 総務省 との発表があった。
なるほど あれだけ国民世論の反対が有ったにもかかわらず、 郵政民営化 を担当するお役所だ。 掛け金支払いの根拠は (入力ミスも含めて) 電子化 されているだけなのだから、年寄り相手は任せておけ。 口の立つ担当者が 相談者の話を聞きながら 一年間は持たせよう。

<承認されるのは弁の立つ者>
しかも..、
掛け金支払いが承認されるのは 「 非常に 説得できる者 」 と、 今からすでにおおかたの 未承認予告 を行っている。 それならなおさら 罪人扱いがうまい 法務省にでも置いた方が話が早い。 未承認決定 に不服を持って 訴訟 を起しても、 却下に必要な証拠は聞き取っている(対策もできている)。

いやいや、
敢えて総務省にしておいたほうが 訴訟になっても 再び長い時間を要するから 社保庁民営化 後に改めて 「却下」 を下して うっとおしい国民の息の根も止められる。

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06/08 <年金記録問題>民間出の村瀬長官街頭でチラシ配り

<コムスン不正>グッドウィルG帝国崩壊の引金となるか?

2007年06月09日 03時49分57秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 国家的福祉事業 介護ビジネス 介護保険料 組織的不正

コムスン「当面譲渡凍結」折口会長辞任せず、GWGで継続 (読売新聞) 6月9日1時52分配信
【記事抜粋】 グッドウィル・グループ(GWG)が、子会社「コムスン」(東京都港区)の介護事業をグループ内の別会社に事業譲渡しようとした問題で、GWGの折口雅博会長は8日記者会見し、事業譲渡をいったん凍結させることを表明した。 ◆ 都道府県から不正を指摘されると、先に事業所を自主廃業する「処分逃れ」を組織的に繰り返していたことを認め、コムスンの樋口公一社長を引責辞任させるとしたが、自らは会長職にとどまるとし、介護事業も続ける意向を示した。 ◆ 昨年12月にコムスンによる介護報酬の不正請求の疑いが浮上して以降、折口会長が記者会見したのは初めて。 ◆ 事業譲渡の関連では、コムスンの子会社だった「日本シルバーサービス」(NSS)の株式を先月末、グループ内の別会社に譲渡していたことについて、「厚生労働省による処分を想定し、介護事業の受け皿にするためだった」と認めた。
[記事全文]

テレビで コムスン社長と折口会長を見た。

私は勘違いしていたのか?
テレビでのコムスン社長ほどの年配者と「介護ビジネスは儲かる」 と話した記憶がない。 どちらかというと 会長の年代の数人だった。

企業の業務内容(福祉・介護)と、 企業の要職にある人物の人格を見た瞬間 「不的確フラグ(Un match flag)」 が立ち 観察モードに切り替わったから、 相手の こころの中を見ながら 話をしたが ヒトの外面は見てはいなかったようだ。
 ・・・・

テレビでの コムスン社長の悔しさは当然だが、 折口会長の表情からは 信用していた相手(政界・官僚ら) にあっさり見捨てられた 感があった。 社会的評判が悪くなると あっさり シッポを切るのも 官僚・政界の特徴ではないか..。

<ビジネス資産は身内に渡る>
国民がもっと 悪事 の追求を続けるならば、 コムスンが保有する 顧客 は 政治屋の身内に そっくり 奪われるのが特徴だ。 政府・官僚が 処分 を明確にする以前に すでに 受け皿となる後任企業が 政治屋と共に動いている。 準備が出来たからこそ 処分 の発表を行う。

いつもこのやり方だから 処分発表を聴いて 真面目な民間企業が後を引き継ごうとしても 「時すでに遅し」 の理由(わけ)である。

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