[個人史]: 中学 同級生 イジメ
私の 中学時代最期は イジメ(乱暴) を受けていた訳であるが、 個人史 を記録するにあたり 彼の名誉も回復しておかなければならない。
<呼び止められて>
家族からの援助(仕送り)を拒否しつつ、 アルバイトで生計 を立てながら 高校に通学していたときの事、 大通りを歩いていると背後から 「おい、○○! ○○じゃないか? オレだよ△△だよ!」 と呼び止められた。
振り向き、相手の顔を見て 「ゲッ!まずい!」 と思った。
中学3年のとき、連日、 私が彼の無法を注意(警告)をしては、返り討ちを浴びせて来た 乱暴者 の同級生 だった。
彼は しばらく私の様子をあれこれ尋ねてきた後、
「あの頃(中学の頃)は、すまない事をした。悪かったよ」 と謝罪の言葉を伝えて来たのである。 あっけにとられる私をよそに 「いま大工の見習いをやってる。将来は立派な大工になる」 と彼は云うのである。
『えぇ!? 私の席の後ろでしょっちゅう彫刻刀を使い 机の上をカリカリ削ってたアンタが大工に?!... それは適職だ.. 』 と私は伝えた。
<大人の世界で>
中学を卒業してすぐ 大工の棟梁のもとで大人たちと一緒に修行してきた彼は 大人の表情をしていた。 一人前の立派な大人(社会人)としての誇りを感じさせながら 、 「一人暮らしなんだから オマエも頑張れよ!」 と、まるで 後輩を想う先輩のように 私を励ましながら 彼は去っていったのである。
このときを境に、 彼に対する 嫌悪 は無くなっている。 それだから 中学時代の乱暴話を持ち出したとて、 実はその後の彼に対する 応援の気持ちも一緒に湧いてくるのである。
<いま...>
立派な棟梁(とうりょう)になっていてくれたなら こんなに嬉しい事はないが、 不正な格差社会 が蔓延している昨今、 学歴のゆえ に 不当な屈辱を受けていないかと、心配するところだ。
(記)
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振り向き、相手の顔を見て 「ゲッ!まずい!」 と思った。
中学3年のとき、連日、 私が彼の無法を注意(警告)をしては、返り討ちを浴びせて来た 乱暴者 の同級生 だった。
彼は しばらく私の様子をあれこれ尋ねてきた後、
「あの頃(中学の頃)は、すまない事をした。悪かったよ」 と謝罪の言葉を伝えて来たのである。 あっけにとられる私をよそに 「いま大工の見習いをやってる。将来は立派な大工になる」 と彼は云うのである。
『えぇ!? 私の席の後ろでしょっちゅう彫刻刀を使い 机の上をカリカリ削ってたアンタが大工に?!... それは適職だ.. 』 と私は伝えた。
<大人の世界で>
中学を卒業してすぐ 大工の棟梁のもとで大人たちと一緒に修行してきた彼は 大人の表情をしていた。 一人前の立派な大人(社会人)としての誇りを感じさせながら 、 「一人暮らしなんだから オマエも頑張れよ!」 と、まるで 後輩を想う先輩のように 私を励ましながら 彼は去っていったのである。
このときを境に、 彼に対する 嫌悪 は無くなっている。 それだから 中学時代の乱暴話を持ち出したとて、 実はその後の彼に対する 応援の気持ちも一緒に湧いてくるのである。
<いま...>
立派な棟梁(とうりょう)になっていてくれたなら こんなに嬉しい事はないが、 不正な格差社会 が蔓延している昨今、 学歴のゆえ に 不当な屈辱を受けていないかと、心配するところだ。
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