ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

嫌われ者ジョージィ、 『乱暴者の良心』

2007年06月25日 21時06分46秒 | Weblog
[個人史]: 中学 同級生 イジメ

私の 中学時代最期は イジメ(乱暴) を受けていた訳であるが、 個人史 を記録するにあたり 彼の名誉も回復しておかなければならない。

<呼び止められて>
家族からの援助(仕送り)を拒否しつつ、 アルバイトで生計 を立てながら 高校に通学していたときの事、 大通りを歩いていると背後から 「おい、○○! ○○じゃないか? オレだよ△△だよ!」 と呼び止められた。

振り向き、相手の顔を見て 「ゲッ!まずい!」 と思った。
中学3年のとき、連日、 私が彼の無法を注意(警告)をしては、返り討ちを浴びせて来た 乱暴者 の同級生 だった。

彼は しばらく私の様子をあれこれ尋ねてきた後、
「あの頃(中学の頃)は、すまない事をした。悪かったよ」 と謝罪の言葉を伝えて来たのである。 あっけにとられる私をよそに 「いま大工の見習いをやってる。将来は立派な大工になる」 と彼は云うのである。

『えぇ!? 私の席の後ろでしょっちゅう彫刻刀を使い 机の上をカリカリ削ってたアンタが大工に?!... それは適職だ.. 』 と私は伝えた。

<大人の世界で>
中学を卒業してすぐ 大工の棟梁のもとで大人たちと一緒に修行してきた彼は 大人の表情をしていた。 一人前の立派な大人(社会人)としての誇りを感じさせながら 、 「一人暮らしなんだから オマエも頑張れよ!」 と、まるで 後輩を想う先輩のように 私を励ましながら 彼は去っていったのである。

このときを境に、 彼に対する 嫌悪 は無くなっている。 それだから 中学時代の乱暴話を持ち出したとて、 実はその後の彼に対する 応援の気持ちも一緒に湧いてくるのである。

<いま...>
立派な棟梁(とうりょう)になっていてくれたなら こんなに嬉しい事はないが、 不正な格差社会 が蔓延している昨今、 学歴のゆえ に 不当な屈辱を受けていないかと、心配するところだ。

 (記)

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<教育再生会議>新委員にイケメンの 「宮本延春」 氏

2007年06月25日 15時46分44秒 | 格差社会と政治
[教育改革]: 教育再生会議 委員 宮本延春 (みやもとまさはる)

“オール1”教師 再生会議に (NHK) 6月25日 14時48分
【記事抜粋】 教育再生会議の義家委員は、これまでに辞表を政府に提出し、受理されました。これを受けて、政府は、25日付けで、後任の委員に愛知県豊川市にある私立豊川高校の教師、宮本延春氏を起用することを決めました。宮本氏は、中学校卒業後、フリーターなどを経験したあと、24歳のときに私立豊川高校の定時制に入学し、大学・大学院を経て、現在、母校で数学の教師を務めており、「オール1の落ちこぼれ、教師になる」などの著書を出しています。塩崎官房長官は記者会見で、「これまでの教員としての経験や、教員になるまでのいろいろな経験を生かして、教育再生会議で委員として活躍願いたい」と述べました。
[記事全文]

ヤンキーが辞めて、シンデレラボーイ が後任を努める。

シンデレラ・ボーイ と云っても、 ”勝ち組” お約束の 政府委員になった事を指すのではない。
経歴・職歴を見たが、 人生経験からにじみ出る本人の持つ雰囲気が一致しないのだ。

物語の「シンデレラ」同様、
ある日突然に 晴天の霹靂(へきれき)というか 思想・信条 ならびに 生活形態 の大逆転劇が起こったとしか思えない。 いったい 現れた人物は誰だろう?(ビデオでヒトは変わらない)

あとは、直接 本人の声を伴う映像が放送されてから判断しよう。 家族と一緒の幼年期や少年・青年期の写真等でも一緒に公開してくれたら良いのだが...

記録する。

<教育改革>沖縄戦、歴史から消し去れば 『美しい国』

2007年06月25日 01時17分01秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 消された真実 強権国粋主義国家樹立 教育法改正 兵力(実務者)無き美しき大日本帝国

沖縄 教科書検定問題で記述の復活はしない考え…安倍首相 毎日新聞 6月24日10時22分配信
【記事抜粋】 安倍晋三首相は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で起きた住民の集団自決をめぐり、文部科学省の検定意見によって教科書から「日本軍に強制された人もある」などの記述が削除・修正された問題について「教科書検定の調査審議会が学術的な観点から検討している」と述べ、意見の撤回と記述の復活は難しいとの認識を示した。同日、沖縄県糸満市であった沖縄全戦没者追悼式に出席後、記者団の質問に答えた。 ◆ 首相は「悲惨な地上戦が展開され、集団自決を含む悲惨ないろいろな出来事があった。県民の方々の心をも深く傷つけたと改めて認識した」と語る一方、検定意見については事実上擁護した。
[記事全文]

<沖縄全戦没者追悼式>
日本軍によって自決を迫られた犠牲者を追悼する席に出席し、 当時からくも生き残った証人を前にして 教科書から削除した 日本軍による強制 の復活を否定する 安倍首相。 米国が明らかにした 硫黄島戦の真実 も「いおうとう」と呼称を変えて歴史から抹殺する 新しい(「美しい」)日本の歴史観。

<年金記録問題は忘れてくれ!>
安倍首相の政府・与党(自民党・公明党)が示す 教科書問題や 日本の 歴史認識問題 から察するに、

年金記録問題も いまは 丁寧に対処しているかのように見せかけておき、 社保庁の民営化が決まった一年後には 『年金記録問題などなかった』 と言い張る 政府・与党(自民党・公明党)の姿が目に浮かぶ。

たとえ一年後ではなくとも、 いまの若い世代も忘れた定年を迎える頃になって、
「 昔(2007年) 国民の総意で年金制度をすべてリセットするために 年金管理組織(社保庁)を解体したのに、 いまになって自分で年金を積み立てていなかったの!?」 と云われてしまうに違いない。 そのとき抗議しても 「証明する国の正式な文書はない」 で終りだ。

記録する。

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