ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<国保交付金>13年間で数百億円過不足 算定ソフトに誤り

2007年06月27日 12時17分28秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 国民健康保険 国保交付金 ソフト コンピューター(PC:パソコン)

国保交付金 数百億円過不足 13年間 算定ソフトに誤り (産経新聞) 6月27日8時0分配信
【記事抜粋】 国から地方自治体へ交付される国民健康保険の「特別調整交付金」について、各自治体が交付金申請の際に使用する算定ソフトに誤りがあり、毎年600~800自治体に対して、交付金が少なかったり多かったりというミスが起きていたことが26日、分かった。平成5年度から17年度までの13年間の不足総額と過交付総額はそれぞれ数百億円にのぼる可能性がある。厚生労働省はすべて再計算し、19年度以降の交付金で各自治体の過不足を調整する方針。 ◆ 各自治体が算定ソフトを使って国に交付金を申請するが、公費負担分の金額に関するプログラムに誤りがあり、各自治体への交付金に過不足が生じた。厚労省がソフト導入時のチェックで誤りを見落としていた。 ◆ 算定ソフトは5年度に民間企業4社が製作。ミスは今春に一部の自治体からの指摘で発覚した。厚労省の担当者は昨秋時点で気付いていたが、「過去に起きた過不足の精算はできない」と判断し、上司に報告していなかったという。
[記事全文]

<いったいどんなソフト?>
平成5年(1993年)といえば 日本語環境のPCでいうと DOS や Windows3.0 あたりの環境か..。
13年間も使い続ける事ができて、民間企業5社というと、 メインフレーム(ホスト)系のソフトなのだろうか? 5社分全部だと 莫大な金額 で開発したソフトなのだろうが 最初からバグ有り(仕様ミス)。

<電子立国を目指す国が..>
しかも、中央省庁を始め 全国の自治体が、
”10数年間に渡って不具合に気が付かなかった” とはいかにも ニッポンのお寒いコンピュータ事情(実情) 「非専門家 による お役所仕事民間大企業も同じ!)」 を表している。 「年金記録問題」 は 起こるべくして起こった (政府選択の)大失態だ。

繰り返し繰り返し・・繰り返し 「ウィニー(Winny)で情報流出」 が続いても 当然の国である。

<国民不存在の官僚・議員体質>
年金記録問題(社保庁)に加え、 国保交付金で 厚労省の実態も明らかになり、 「ひき肉偽装」 を放置した 農水省 や、 ひき肉偽装装置に 表彰 を与えた 文科省。 実はこれらの問題は 社保庁の体質に依らず、 官僚政治全般にあることは 間違いがない。 ミートホープ社が 政治献金していた相手は 誰であろうか?

<民営化しても>
根本原因を残したまま 社保庁の民営化 など、 組織変更で国民をケムに巻いても 結局は子々孫々と 愚行政 の実態は改善されない。

国民が監視できる 国家組織のまま 正常な実態に改善できないまま 民間組織になると、 国民の被る(こうむる)被害はさらに拡大する。

記録する。

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