(当時のニュータウンである)団地に引っ越すしばらく前から母も仕事に出ていた気がする。
家に帰っても誰もいないので(友人らが家に帰った後の)夕方は、私を身ごもった時の 母 が 暴漢に襲われた という公園内にある児童会館で遊びながら親の帰りを待っていた記憶がある。
それだから団地に引っ越すとすぐに「カギっ子」としてデビューしたとしてもつじつまが合うし、間もなく車を買えたことも理解が容易だ。
そして私の毎月の小遣いが増え「少年サンデー」「少年マガジン」「少年キング」等の雑誌を毎週毎週買えたこともつじつまが合う。
・<ほったらかし子育ての害> ・・・・
ということは...、
後年私が「子供を放ったらかしにして大きな小遣いを渡すことで償いをする家庭環境には問題がある」と非難してきたことが、実は自分自身もそうだったという事にたったいま気がついた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アパート暮らしの時から(母が外で仕事をするようになり)家人との交流の時間が少なくなり夜の家にたった一人の時間も多い。
誰かの気を引きたかったのかも知れないし、ひとりぽっちの寂しさも感じていたのかもしれない。
もしかすると私の気質はこのころ形成された可能性がある。
第一の気質 は、
「他人をビックリさせて’受け’を狙いたい」願望である。
『オバQ音頭』だって真っ先に習得し、父の職場の家族旅行などで披露しては 父の職場(国鉄関連事業、購買もあるし診療所もある)のお姉さんたちにも大好評だったのだ。
また、
いつものようにネタを探しては級友や友人達に披露するチャンスを狙っていた。
ある時いいネタを見つけた。
友人数人とバスを待って居るとき大人達も含め数人がいた。私が先頭である。
バスが来たとき友人の一人がちょうど良い言葉を発したので、私はすかさず
「シェーッ!」とやってみた。
皆の注目は得たが理解はされなかった。(今風にいえば完全にスベった)
理解されないと言うことは、オリジナリティにできる。
事あるごとに学校でもどこでも「シェーッ!」とやっているうちに皆がやり出したので私は次の新しいネタを探し始めた。
学校でも職場でも誰かの二番煎じ(マネ)が大嫌いなのは、今に至ってもずっと続いている。
第二の気質 は、
ひとりでポツンとしている人を放っておけない。おせっかいなのだ。
団地に引っ越してきた子供は私と同じ小学校に転入する。
転校生には友達がいないからひとりでポツンとしがちだ。彼らの心情は私は経験済みなので良く理解が出来る。
転校してきた子には真っ先に接触して友達になる。「オレも同じ転校生だ(だった)」といえば共通点ができるからだ。
数日一緒に行動すれば性格もわかる。いくつかのグループから転校生に合いそうな集団を選んで一緒に遊びに参加すれば自然と仲間になるのだ。
ひとりぽっちの子がいなくなれば、また私自身はひとりぽっちを楽しむ。
何でも皆と一緒は性に合わないのだ。
(そしてこの方法は私のあらゆる職場でこれをやって行っている。)
父の転勤でこの小学校には五年生の終わりまでしかいなかった。
昨年(平成17年)、この街を訪れ小学校のあった場所近くの小売店に入った時だった。
『○○!○○じゃないか?おれだよ小学校の同級生だった△△だよ』と商店主に声をかけられた。
私は全く想い出せなかったが彼が説明する状況は断片的な私の記憶と合致する。
彼が転校してきたとき、そのときの私の行動が忘れられなくてずっと覚えて居てくれたのだという。
家に帰っても誰もいないので(友人らが家に帰った後の)夕方は、私を身ごもった時の 母 が 暴漢に襲われた という公園内にある児童会館で遊びながら親の帰りを待っていた記憶がある。
それだから団地に引っ越すとすぐに「カギっ子」としてデビューしたとしてもつじつまが合うし、間もなく車を買えたことも理解が容易だ。
そして私の毎月の小遣いが増え「少年サンデー」「少年マガジン」「少年キング」等の雑誌を毎週毎週買えたこともつじつまが合う。
・<ほったらかし子育ての害> ・・・・
ということは...、
後年私が「子供を放ったらかしにして大きな小遣いを渡すことで償いをする家庭環境には問題がある」と非難してきたことが、実は自分自身もそうだったという事にたったいま気がついた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アパート暮らしの時から(母が外で仕事をするようになり)家人との交流の時間が少なくなり夜の家にたった一人の時間も多い。
誰かの気を引きたかったのかも知れないし、ひとりぽっちの寂しさも感じていたのかもしれない。
もしかすると私の気質はこのころ形成された可能性がある。
第一の気質 は、
「他人をビックリさせて’受け’を狙いたい」願望である。
『オバQ音頭』だって真っ先に習得し、父の職場の家族旅行などで披露しては 父の職場(国鉄関連事業、購買もあるし診療所もある)のお姉さんたちにも大好評だったのだ。
また、
いつものようにネタを探しては級友や友人達に披露するチャンスを狙っていた。
ある時いいネタを見つけた。
友人数人とバスを待って居るとき大人達も含め数人がいた。私が先頭である。
バスが来たとき友人の一人がちょうど良い言葉を発したので、私はすかさず
「シェーッ!」とやってみた。
皆の注目は得たが理解はされなかった。(今風にいえば完全にスベった)
理解されないと言うことは、オリジナリティにできる。
事あるごとに学校でもどこでも「シェーッ!」とやっているうちに皆がやり出したので私は次の新しいネタを探し始めた。
学校でも職場でも誰かの二番煎じ(マネ)が大嫌いなのは、今に至ってもずっと続いている。
第二の気質 は、
ひとりでポツンとしている人を放っておけない。おせっかいなのだ。
団地に引っ越してきた子供は私と同じ小学校に転入する。
転校生には友達がいないからひとりでポツンとしがちだ。彼らの心情は私は経験済みなので良く理解が出来る。
転校してきた子には真っ先に接触して友達になる。「オレも同じ転校生だ(だった)」といえば共通点ができるからだ。
数日一緒に行動すれば性格もわかる。いくつかのグループから転校生に合いそうな集団を選んで一緒に遊びに参加すれば自然と仲間になるのだ。
ひとりぽっちの子がいなくなれば、また私自身はひとりぽっちを楽しむ。
何でも皆と一緒は性に合わないのだ。
(そしてこの方法は私のあらゆる職場でこれをやって行っている。)
父の転勤でこの小学校には五年生の終わりまでしかいなかった。
昨年(平成17年)、この街を訪れ小学校のあった場所近くの小売店に入った時だった。
『○○!○○じゃないか?おれだよ小学校の同級生だった△△だよ』と商店主に声をかけられた。
私は全く想い出せなかったが彼が説明する状況は断片的な私の記憶と合致する。
彼が転校してきたとき、そのときの私の行動が忘れられなくてずっと覚えて居てくれたのだという。