報告が遅くなりましたが、12月3日~11日まで 東京ビッグサイトで開催された「東京モーターショー」に行ってきました。
私が行ったのは、一般公開初日の12月3日の夜です。
18時以降は、【ナイター料金:大人500円】で入場できるとのことでしたが、皆、考える事は同じで、チケット売り場の前には300m以上もあろうかと思われる長蛇の列が出来るほどの凄い人出でした。
この日の来場者数は10万1,300人だったそうです。
今回の東京モーターショーは、「世界はクルマで変えられる」をテーマに世界12カ国と1地域から合計179の出展者が参加して開催されました。
会場内の展示ブースには、近未来的なデザインの車がいっぱいで、あちこちで感嘆の声が聴かれました。
どのメーカーも、環境にやさしいHV(ハイブリッド車)やEV(電気自動車)の出展が目立ち、
今やHVやEVが「未来の技術」であった時代は終わり、実用車としていかに現行のガソリン車やディーゼル車からの代替を図っていくか、
いかに最先端の環境技術を盛り込んでいくか、インフラをどう整備していくかという実用段階に入っている事をひしひしと感じました。
この車は、自動車大学校の学生達が作った電気自動車です。
最高時速170km/h、1回の充電で200kmの走行が可能だそうです。
すごいですねー!!
どうしても、スポーツカーに目がいきます。
また、乗用車だけでは無く、トラックやバスもHVやEVに台頭される時代がやって来ているようです。
トラックやバスの環境性能を高めるために、「最も適しているのはハイブリッドである」とも言われています。
ハイブリッドは走れる距離、運べる荷物の量、荷台架装への対応性、そしてコスト、「すべてにバランスがいい」といわれており、
一方で電気自動車は最近、脚光を浴びているが、トラックには向かないと言われています。
というのも、長距離を走る大型トラックを電気自動車にすると、電池だけで積載量が一杯になり、荷物が全く積めなくなってしまうそうで、
ちなみに400km走行するためには、バッテリーを20tも積まなければならないそうです。驚きですね。
参考までに付け加えると、日野自動車では1991年の世界初のハイブリッド路線バスを皮切りに、中型トラック、観光バスなど次々にハイブリッド車を投入。
これまでに生産したハイブリッド車は1万2000台を超えたそうです。
トラックやバスも『ハイブリッドが当たり前』という時代がやってきているんですね。
大型トラックのハイブリッド車は、すでに完成してるようですが、1台の値段がなんと、1億円するそうです
それでも、あと5~6年もすると汎用価格になり、実用化されるだろうといわれています。
こんな、かっこいいトラックを運転してみたいなぁ~!!