さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

2015.第4回定例議会報告

2016-01-12 22:56:08 | 日々の活動
2016・1月  牛滝街道  岸和田民報�・  
岸和田市市議会議員
さわだ 和代

子ども医療費助成が中学卒業までに

新しい年を迎え、心新たに市民のみなさんのご期待にそえるよう頑張る決意です。
今年もよろしくお願い致します。
昨年12月に第4回定例議会が行われました。
特筆すべきことは、私が第2回定例議会で子ども医療費助成を通院も中学卒業までひきあげるよう質問し、当局から前向きな答弁がなされていました。
この12月議会で正式に議案として、現在の小学校3年生から中学卒業まで年齢を引き上げる条例案が出され、可決されました。
市民のみなさんの声と運動が結実した瞬間でした。
議員として初めて質問したことが、実現できたことは議員としての喜びです。

小学校給食のアレルギー対応が4品目限定に

今回の議会で私は「学校給食におけるアレルギー対応についてのガイドライン」について質問をしました。
現在、小学校給食での食物アレルギーの対応は学校単位で、対応可能なかぎりアレルギー品目の除去をし、食物アレルギーをもつ子どもたちもみんなと一緒に給食をたべる事ができていました。
しかし、昨年3月に国からアレルギー対応の指針が出され、岸和田市もそれに沿って11月にガイドラインの改定を公表しました。そのことにより、除去品目が卵、乳、えび、小麦の4品目に限定されました。それはその他の食物アレルギーをもつ子どもたちは給食の枠から外され、弁当をもっていくことになります。
子どもへの精神的負担と保護者の負担がのしかかります。
実際、子どもが、みんなと同じ給食が食べられないことで、学校にいくのをいやがったり、持っていったお弁当を人目を気にして食べずに持ち帰ることが起こっています。
「食の安全」という理由で、その子たちをはじいていいのか。もっと手立てはないのか、ガイドライン改定はどこで、だれが、どんな議論のもとで決められたのか、本当に岸和田の子どもたちの実態を鑑みて改定されたのか、あまりにも拙速で、保護者への説明も十分ではないのではないか、と質問しました。
 教育委員会の答弁は、今年4月から4品目除去で実施して、実施後保護者からも意見を聞いて、対応を検討していくということでした。
岸和田市のアレルギー対応は府内でトップクラスです。市長が「子育てするなら岸和田で」というのなら見直すべきだと要望しました。
 保護者の方たちは、4月以降も現状維持を要求し、署名運動に取り組んでいます。