今後は太陽熱が注目されるようだ。
太陽光発電は補助制度などもあって注目され普及してきているが、まだエネルギー効率は良いとはいえない状態だ。発電パネルは高温になると効率が落ちる。しかし、発電するには日光を受けなけれならなく、そうすると温度上昇は避けられない。ジレンマが存在する。また、劣化が進んだ時の発電量の減少はどうなるのか?将来の電力買取価格が不透明な点もある。
発電した電気で暖房を行ったり、水を温めるのなら、太陽光を受け発熱したモノを直接熱源としたほうが、ロスは遥かに少ないであろう事は容易に想像できる。
また、太陽光発電パネルは高価だが、太陽熱用設備はそれよりは安価で堅牢だ。
電気は確かに便利だが、こういったエネルギ変換に伴うロスの少ないエネルギー源の利用がもっと増えたらよいと思う。
http://www.asahi.com/eco/TKY201101060163.html