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僕は名もない凡人でいたい

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骨髄検査の結果

2017年05月11日 | 闘病記
3カ月毎の血液内科受診。
骨髄検査の結果、血液上100%男性(XY)であった。
私の場合、異性の骨髄液を移植されたので、染色体判定によって移植の成否を見る。
体は女だけど、子宮と卵巣はなく(昨年摘出)、不足する女性ホルモンを投与されているけど、血液上は男、である。
生物的には歪みがあると思う。
それでもともかく、元気だ。

移植から4年と半年が経ち、病院の体制や施設も変わっていく。
1年毎の異動で主治医は何人も代わったが、回りまわって現在は、発病当時チームリーダーだった女性准教授である。

寄り添うような優しさと、穏やかな微笑み。
病に関わる厳しい話には、こちらが受け止められるまで、言葉を選びながら何度でも説明してくれた。
その目を見ると、多くの悲しみを知る人だとわかる。
それも他人の、である。
真の医者とはこういう人を言うのだろう。

ベーチェット病の友人が転院して1年位たつ。
彼女もかつての主治医を追いかけて転院したのだった。
内科や消化器科など複数の科を受診する難病患者にとって、転院は、病院側との交渉にかかる労力や時間、体調不安のリスクなど、様々な問題を乗り越えていかなければならないはずだ。
心身に不自由や苦痛を抱える中、理解ある医師ばかりではなかったと思う。
最近、連絡をとっていないけれど、どうしているかな。

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