入院中は滅多にお見舞いに来ず、来ても手ぶらなことが多かった親が、突然買ってきたもの。
それが、ゴーストライターに作曲させていたと現在話題沸騰中の「佐村河内守 HIROSHIMA」だったの。
まだ移植をするかどうか決まっていなかった頃のことで、不安な気持ちを明るく保つために、モーツァルトやバッハに救いを求めていた当時のわたしは、なんだか無性に腹が立って仕方がなかった。
暗く、気持ち悪く、意味の分からない音楽。
これで何を感じろと?
必死で病と闘っている人に贈る音楽として、本当にふさわしいと思っているの?
そういう人だっているかもしれないけど。
単純にTV番組に感化されただけで、娘の気持ちなんて考えずに、ただ持ってきただけの親に対しての憤り。
そして、これから致死量の数倍もの放射線を浴びる自分に対して、被ばく2世だとか障害者であることをやたらと前面に押し出してくる感じも、腹立だしくて仕方がなかった。
それに、なんですって?!
現代のベートーベン?!
本当にひどい、ベートーベンに失礼だと思います
クラシックを聞かない人ほど、この商法に引っかかっているのではないかと思う。
しかも、この騒動で興味を持った人たちによって、さらにCDが売れたとか。
日本でクラシックは、本当に人気がないんだなぁ~。
【モーツァルト バイオリン協奏曲第4番 第1楽章】
見れば見るほど美しい
わたしがたまたま見たテレビ番組のコメンテーターらが、「クラシックはよくわからない」という人ばかりだったので、一般的ではないのかなと思ってしまいました。
確かに、ファンも大勢いますよね[E:flair]
あることを検索していたらこちらのブログにたどり着いた者です。
ご両親様の事、胸が痛みます。
ただでさえ病気と闘っておいでなのに。
はじめまして。コメントありがとうございます。
当ブログに、お探しの情報がありましたら幸いです[E:happy01]