僕は名もない凡人でいたい

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怪談小説を書いています

2011年07月15日 | 大学

誰も見向きもしなくなった頃、ブログ再開です

いいですね。この感じ。

わたしの心情はタイトルのままです。

ある映画のセリフからいただきました。

タイトルも内容も一新し、友人知人が誰も見ていないと想定して、本来の自分をさらけ出したいと思います。

もちろん見ていても構いません。

むしろそれは、とても嬉しいことです。

タイトルのように誰にも知られず、ひっそりとしていたい。

なのに、ブログを書きたい・・・。

この衝動は何なのでしょうか?

自分でも謎です。

さて、わたしはある大学で文芸を選択しています。

そして、いま「怪談」小説を書いています。

創作は毎度のことですが、これが本当に大変です。

「怪談」小説を書くにあたり、様々な「怖い」と思われるものを自分の中に取り込む努力をしました。

普段、怖いものを一人で見たり聞いたりすることは絶対にしません。

一人の夜が長いのです。

怖いのです。

廊下からバタンと音がしたり、暗闇から浮かび上がる何かを見てしまいそうで。

しかし今は、勇気を振り絞って、「怪談」を書くために全神経を総動員しています。

怖いだけではいけません。

そこには、人の内面に潜む「情念」や「哀しみ」がなければいけないと思っています。

わたしにとって、どんな創作活動でも「美」や「儚さ」は不可欠です。

「儚さ」に「美」を感じるのは、日本人の特質なのでしょうか。

桜の花びらが散りゆく様に惹かれたり、幕末の志士たちの死に様に儚さと美しさを見出すのは、何故でしょう?

日本人がもっとも「怖い」と思う物語は、「四谷怪談」なのだそうです。

あれは怖い。そして、とても哀しい物語です。

わたしの書く「怪談」小説は、6000字ほどの小説ですが、自分自身が納得のいく作品に仕上げたいと思っています。


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1 コメント

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ブログ再開[E:good] ()
2011-07-15 22:39:39
ブログ再開[E:good]
現実の方が怖いかもしれませんね[E:flair]
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