僕は名もない凡人でいたい

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DVからの脱却

2013年06月21日 | 日記・エッセイ・コラム

ずっと、夫のDVに苦しんでいた友人が、晴れて一人暮らしを始めます。

まずは一歩前進だね。

わたしも嬉しい

本当におめでとう

DVや虐待については、はらわたが煮えくり返るほどの怒りを感じるわたしです。

わたしは子供の頃、虐待を受けていました。

実家を出るまで、泣かない夜はありませんでした。

どれほど、夜空の星々に励まされたことか・・・・・・

当時は、虐待という言葉がなかったので、親友にも先生にも誰にも打ち明けられず、他の友達も皆、こういう思いをしているのかなと思っていました。

大人になって、このことを親に伝えたら

「虐待という名のしつけだ。バカヤロウ!」

「アンタが悪い」

「甘やかしすぎた」

などと言われました。(入院中のことです)

でも、親せきの人たちは、わたしが人一倍厳しく当たられているのを、ちゃんと見て知っていてくれました。

この関係性が夫婦となると、外から見えないために、一層周りの人からはわかりにくいと思います。

DVをする人の中には、社会的地位が高かったり、周囲の信頼が厚かったりする人であることも少なくありません。

虐待やDVをする人は、自分の正当性を認めさせるために、相手を悪く言います。

そのために、被害者は(自分が悪いのだ)という罪の意識に悩まされて、誰にも相談できなくなってしまうのです。

でも、勇気を出して、自分が声を大にして助けを求めなければ!

そして、一刻も早く、その巨大な敵から遠ざかることです。

自分を守れるのは、自分だけです!!

ニュースでも、DVや虐待による事件が相次いでいます。

命に係わることです。

どうしても、避けられず、戦わなければならない時もあると思います。

わたしは子供だったし、心の底では親を愛し信頼したい気持ちがあったために、誰にも言えなかったけれど・・・・・・。

人の弱みに付け込む、悪魔のような人もいます。

でも、家族や友人、知人、そして警察や弁護士、相談員など、助けてくれる人もたくさんいるはずです。

わたしの友人は、近所に引っ越してきます。

なにか怖いことがあったら、いつでも我が家に来てくれたら良いと思っています

いわば駆け込み寺、あるいはシェルターか。

まずは、一人暮らしで、心の平安を取り戻そうね!

そこからそこから


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2 コメント

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相手が DV加害者更正プログラムで何とかなってくれ... ()
2013-06-21 20:42:15
相手が DV加害者更正プログラムで何とかなってくれれば良いな~
一生逃げるのはかわいそう
返信する
欄さん (lib)
2013-06-22 14:10:39
欄さん
コメントありがとうございます[E:happy01]
相手を変えるのは難しいかなと思います。
本人が自分のやっていることを必要悪と思っている限りは・・・・・・。
これって、いじめにも共通することですね。
返信する

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