わたしの父は秋田出身です。
秋田に住む叔父と叔母が、唐松神社のお守りを送ってくれました。
こちら(関東)とは風習や文化の違いがあり、お守りひとつを見ても、大変興味深いです
しめ縄(というの?)はビニール紐で出来ており、健康祈願のてぬぐいには、
「羽後国仙北」「女一代守神」「授子安産」「堺唐松神社」
の文字が。
羽後国(うごのくに)は羽州(うしゅう)とも呼ばれ、鹿角市と小坂町を除く秋田県の大部分と、山形県飽海群、山形県の最上川以北の酒田市が含まれた地域を指しています。
幕末の鳥羽・伏見の戦いを経て、東北戦争が終結したあとに制定された土地のようです。
かつて、会津藩が新政府軍にあそこまで追い込まれたのには、東北が一致団結できなかったことにも一因がありそうですが、秋田の厳しい自然との共生や平和主義的な人々の感覚を考えると、日々の生活を守るのに必死で、遠い国の戦闘に協力するどころではなかったのではと、想像しています。
(たいして詳しくないので、勝手な想像です)
歴史好きとしては色々調べてみたくなる部分ではあります。
また、堺唐松神社の住所は、現在は秋田県大仙市となっていますが、合併で呼称が変わる2005年以前は仙北でした。(堺の住所はそのまま)
安産と子授かりの神様が祀られており、全国からたくさんの人たちが訪れるそうです。
もちろん、わたしの場合は健康祈願です
叔母の手紙によれば、大きなお守りはてぬぐいに包み、洗いたての衣類のところに(下着などと一緒に)置きます。
小さなお守りは肌身離さず持ちます。
これでバッチリ!
わたしは守られているというわけです
感謝感激です
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