娘は とても体が弱く
幼少の頃から病院通いばかりの日々でした
1年じゅう喘息の調子が悪く
すぐに風邪を引き すぐに肺炎を起こしてしまう
40度なんて 当たり前に出し
公園遊びも全然出来ず
幼稚園も学校も 休みまくりの生活でした
入院生活も17回ほど繰り返し
24時間 時間内外を問わず
救急外来受診もしょっちゅう
それこそ365日いつでも・・という感じで
名前を言うだけで
「どうぞ」と言われるようになり
「病院で娘を知らないヒトはもぐりです」
とまで 言われるほど病院にはお世話になりました
こんな所でVIP待遇を受けても情けないだけですが
こんな娘の将来を心配したワタシは
色々考え
そうだ!お習字の先生とかだったら
家で座って出来る!とひらめき
4歳の時に
お習字教室に通わせることになりました
体を丈夫にするためには運動を!と思い
喘息には水泳が効くと言われ
水泳教室に行かせてみると
アトピーが悪化してしまい
体操はマットがダメだし・・
と考えたあげく 新体操教室に
入れると 娘は新体操にハマりまくり
お習字のお稽古も行けなくなるほど練習に
励むようになりました
このおかげで 少し丈夫になりましたが
お習字の先生への道は閉ざされました
新体操のコーチとかだったら
自分の体も鍛えながら なんとかやっていけるかな?
と思い始めたころ
通っていた新体操教室のコーチに
人格的問題が多々ありすぎたため
新体操を辞めさせることとなり
その道も断たれることとなりました
新体操の代わりにバレエ教室に通うことになり
娘は 遅いスタートながら
メキメキと ごぼう抜きの勢いで
技を習得していきました
こうなったら
バレエ団は無理でも
ディズニーランドの踊り子を目指す?
新体操同様 自分の体を鍛えながら
お仕事していければ・・
と、このように ワタクシは
お稽古事をさせる度に
病弱な娘の将来をいつでも考えておりました
ワタシとしては
自分の体のケアをしながら働ける職業が
いいな・・それが一石二鳥だと思っていたのです
そのバレエも
「膝が痛いから」という理由?で
中3でアッサリ辞めてしまい
この時ばかりは
ワタクシは残念で残念で 哀しくて
何日も泣き暮らしました
この辺りまでの経緯は 前にもブログに書きましたが
高校に入ると1年から進路希望調査が行われました
娘は文系教科が苦手で
特に国語が惨憺たる状況でして
公文や塾に通わせたこともないのに
数学が大の得意で
もはや数字が1個も出ないアルファベットだらけの
数式を解いてる時の顔は 最高に輝いていました
炊事しているワタシの横で
ボードに式を書いて
「これは こうなるから こうなります♬」
なんてスラスラ書かれても
それ・・英語ですか?数学ですか?
と、思うだけで
ワタシにはちんぷんかんぷんでしたが
進路を考えると どうみても理数系・・・
理数系の進む道って 何があるの?(。´・ω・)?
ディズニーランドの踊り子の夢が断たれてから
もう 娘の進路が
よく分からなくなってしまったワタシは
助言も出来なくなっていました
3者面談で彼女の進路希望が
看護師であることに
度肝を抜かれたのは
それから まもなくのことでした
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます