国立競技場 天皇杯決勝 スナップ 「オズの魔法」

「オズの魔法」と言っても、オズワルド・オリヴェイラ氏、鹿島アントラーズ監督。
2007年に鹿島アントラーズ監督に就任し、07年、08年、そして09年と史上初のJリーグ3連覇を達成。
鹿島アントラーズを指揮することが決まり、選手との初顔合わせで、選手全員の顔と名前を覚えていたそうです。

ゲーム中背中しか撮れなかったオリヴェイラ監督の写真、「ピィ・ピィ・ピィ―イ」のホイッスルの後、
追うと一瞬冷静に清水ベンチに視線を向け、すぐにコーチ陣と抱き合いスタンドに向かい喜びを表現。



その後すぐに通訳の方と長谷川監督のもとへ、1分間位話込み、最後は抱き合います。
どんな会話が交わされたか気になっていたら、jsgoalに・・・


Q:試合後にオリヴェイラ監督とお話されていたと思います。どんな話をしたのでしょうか？

「オリヴェイラ監督からこれで一旦監督から外れるけれども、なかなか話す機会がなかったので、
いいチームをつくって、いい指導者だということで褒めていただきました。
またいつの日か監督して対戦しましょうとおっしゃってくれたので、私も６年間清水で監督をやって、
最後がオリヴェイラ監督が率いる鹿島でとても幸せです、本当にありがとうございますという話をしました」

長谷川監督、このゲームで退団です。



引退表明している大岩選手との抱擁。


キャプテンの小笠原がトロフィーを彼に渡して、わたしの気持ちを代弁してくれた。
（大岩は）人間的にも素晴らしく、わたし自身は４年間しかつきあいがないが、皆さんの方が選手として、
人間として素晴らしいことはよくご存じだと思う。
それが今後、（チームの伝統として）引き継がれればと思っている。
(コメントはjsgoalインタビューより)

大岩選手を探せ!!

赤いメガフォン持ってます。

常に相手を思いやって話すオリヴェイラ監督、だからこそ、スタッフ、コーチが監督であるオリヴェイラを支える。
だからこそ、選手がピッチで力を発揮し、勝利という結果を導き出せる・・・オズの魔法。