8月4日
台風が近づいているということでアルプス方面の天気もいまいちだろうという予報の中、「天気だけは行ってみなければ分からない!」という多分に神頼み的な希望を抱いてアルプスへと向かう
列車に乗り込んだ。
今年のアルプスは総じて積雪量が多いという情報で、どうやら雨量が少なく雪解けが進んでいないということが原因のよう。行き先の白馬~朝日~蓮華温泉のコースはお花畑が豊富なことでも有名
で夏の高山植物に囲まれて散歩ことを夢見ながら登山開始。
糸魚川の駅がかなり立派になっている。爽やか信州号、「急行きたぐに」の運行が無くなってしまい夜行による白馬方位面へのアプローチが難しくなってしまった。始発迄の6時間を糸魚川近辺で待つ。
白馬駅からタクシーで猿倉へ。定員ならバスより快適で早くしかも安い。
猿倉をスタートしてウォーミングアップがてらにはやる気持ちを抑えてゆっくり歩く。
キヌガサソウやヤグルマソウがたくさんあった。もうすぐ白馬尻。
白馬尻の小屋は登る人々、降りてきた人々でごったがえしていた。大雪渓の先端辺りが見えている。
10分程歩くと大雪渓の取りつきに到着。冷凍庫を空けた時に出てくる白い冷気のように上部からガスが絶えず滑り降りてきている。
慣れた人なら不要かもしらないけど、安全第一!アイゼンを付けましょう。この日はかなり多くの人々が上り下りしていたけれど殆どの人がアイゼンを装着していた。4本爪より6本爪の方が多かったなぁ。
平日なのにほんと大人数だ。アイゼンもきっちり付けてさあ出発。
途切れることなく人々の登り降りがある。
石ころが中には100Kgをゆうに超える岩も今にも転がりそうな状態で点在しており、気温が上がってくると危険なのがありありと伝わってくる。実際歩いている途中、左手の杓子岳の方で大きな落石があったが幸い歩行路までは届かなかったようだ。
大雪渓も終わりアイゼンをはずす。雪の少ない年には大きく割れて滝の様になっている大雪渓終了点辺りにもまだ雪渓がしっかり残っており、今年度の残雪量の多さをものがたっている。
クルマユリ
小雪渓にもたっぷりと雪が残っていたのでトラバース、50m程の短い間ではあるけれど念の為アイゼンを装着。
小雪渓トラバース終了。
完全な形のウルップソウ。
スカイレストラン(要予約)にて今夜の晩さん、「カンパ~イ」。小屋食の方は食事が始まっているのに、夕食が始まっているのにまだ食堂から外の入り口近くまでの15m程の行列だった。
一日、雨に降られることなくみな安堵のうちに夕食も盛り上がったけれど、明日、明後日とロングトレイルなので少し緊張も残るのでした。
投稿者:京都店 織田
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