2015-08-26
YAMAHAさんのCDX-10000のサービス終了に伴い、今回、正月の受け付けで7台ほど、
CDX-10000がなだれこんできて、
逆にサービス終了したとの情報を依頼者さまからしらされたのですが、
ちょっと、前、昨年中ごろあたりでは、サービスを受けてもらえたり、うけてもらえなかったりと、
タイミングの違いや問い合わせた場所によったりで、本社のほうでも、直せるのかどうか?
故障個所によってはなおせる場合がある、などの細かな情報がつかめなかったような。
それに伴い、ベテランの技術者の施工とはおもえない修理などがでてきて
これは、ひょっとすると、あの巧(誰?)が定年退職とかでやめたのでは?
あるいは、別の機器に対処する方に重点がおかれ、其方の所属になったのか?
などと、少し、奇妙な状態がありながら
やはり、基本的にはサービス期間中であれば、本社に委託するのが妥当ということで
何人かのひとにまず、YAMAHAに問い合わせてください。まだ、診てくれるようです。
と、案内をしていました。
その案内も先に書いたように、診て貰える人、診て貰えない人にわかれはじめ、
これは、もう保守部品も底をつきはじめ、技術者のほうも若手など新たに投入しないだろうと
YAMAHAのCDX-10000のサービス終了も時間の問題でしかないと思えました。
YAMAHA CDX-10000のピックアップが、ひどい劣化、壊れているのをみたことがないほど
しっかりした作りでしたが
ガイドローラーは、恒久的にもつような素材でなく
軟化したり、膨らんだりで、これは、オリジナルの新品をつけても、
動作・設置環境によっては、短期間で壊れる。
それでは、なんのために修理したのだということになり
***タイマーのように、壊れさせて、新品を買わせるという
**徳商売そのままではないかと
ジュラコン製のガイドローラーを製作して貰ったわけです。
そして、今年の幕開けと共に
行き場所をなくしたCDX-10000がどっとやってきたわけです。
ところが・・・。
何台か、やっていくと
ピックアップが違うものが有るのです。
代理としては、「ええ?????」でした。
CDX-10000のピックアップは壊れない。ほぼ劣化しない。
と、思いこんでいただけに
なんで?と言う思いと、
その裏側にある事実。
もうCDX-10000の元々のピックアップは無い・・・・。
なにかから、流用したのか、モデルチェンジ用につくっていたものの在庫かわからないけど
そっちを使うしかなくなっている?
ピックアップの劣化でなく、例えば雷などにより、ピックアップ部分まで
衝撃をうけてしまえば、ピックアップごとかえることもありえるわけで
劣化の問題ではなく、
むしろ、恒久的に使えそうなほど良い物をつくったというところで
あまり多くの保守用ピックアップはもっていなかったのかもしれない・・・(う~~む?)
2種類のピックアップは音としては、大差がないというか、YAMAHAらしさをもっていて
むしろ、劣化コンデンサや劣化半田
ここの基本の体調をもどしてみると、響きや唸りなどの底力がでていず
音質改善やクロックなどの手当てが必要と思わされます。
音質改善を元の音じゃなくなるとか、
音質改善、半田増し・コンデンサ全交換をおこなわずクロックをつけたものをきいて
高音だけが強調され、作られた音にがっかりしたなどの情報の
クロックをつけたら・・という部分だけを判断してどうも良くないとおもいこまれたりしていますが、
当方のように、全半田増し・全コンデンサ交換の上でないと音質改善はしません。
音質改善の上でないとクロックはつけませんとうちだしているところは少ないとおもいますので
たいていの巷の音質改善は、底力が無く、
響きや唸りの本物がどういうものであるか、知らされていないというところから、
打ち壊していかなければならず
ここは、今までのエージング耳やら、懐具合、システムバランスなど考える・・・などなど
オーナーがどこまで、音を追従していくか と、いう
「気一本」に託されてしまう物なのです。
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