WADIA WADIA6改Spirit Blue 74台目
定番の半田クラックです。
電源の入り切りが多いとどうしても発生してしまいますね。
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常時通電・常時稼働は WADIA系統では
特に必須です。
むろん 他の機器でも OH後は
常時通電 常時稼働(無理な場合は、最低1日1枚のCDは聴く)
を、お勧めしています。
多くの方が 常時通電・常時稼働では劣化が進むと考えられているのですが
それは 「感違い」です。
まず、ピックアップの維持が良くなる。
(当方、常時通電=常時稼働で進めていますが
6年×24時間のプロト(WADIA6LTD(改))は
すでに載せ替えられていて4~5年?使用していたピックアップの数値などが良く
そのまま 6年常時稼働で6年後のピックアップの数値は
元のままでした。
現状のWADIA6LTD(改)Blueもかれこれ10年近くなるなると思いますが
これも ピックアップの状態は載せ替えた当時のままです。
次に コンデンサ
その効果があがるのが 40℃ほどの温度であるとメーカーからの
データが出ています。
ON・OFFを繰り返すと 40℃まで上がってくるのに
時間を要します。
その工程で電解液が劣化?するわけです。
40℃ほどの温度で使うのと
ON・OFFでの温度効果が落ちてしまうのとで
使用してみた結果も出ていて
ON・OFFを繰り返すほうが
コンデンサの寿命や効果も落ちるという結果が出ています。
そして、特にWADIAと書いたのは
筐体が分厚いため 筐体と内部が40℃くらいになるのに
時間がかかるわけです。WADIA社自体は72時間のアイドリングのちに
本調子になると書いているくらいですから
3日かかって温めて 本調子になってきたところで
電源OFFして 次に聴くときにはまた3日かかって・・・
つまり 聴くためのベスト状態の維持ができないため
「本調子」の音を即時に聴くことができないわけです。
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そして、今回の記事には
半田についても言及していますね。
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定番の半田クラックです。
電源の入り切りが多いとどうしても発生してしまいますね。
これもベストの温度ということを考えればわかることですが
ON/OFFの繰り返しは (わずかながら) 半田の膨張・伸縮が起きるということです。
基盤という土地にたったコンデンサ樹木の苗床に毎度小さな地震を
与えているようなものです。
OHでせっかく苗床もコンデンサ樹木も刷新していながら
電源ON/OFFで、寿命&ベストリスニングを欠いてしまうのは
勿体ないことです。
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