『ありがち日記』

黒澤はゆま『なぜ闘う男は少年が好きなのか』

実はだいーぶ前に読み終わっていました。
『劉邦の宦官』、『九度山秘録』に続く単行本。
WEBメディアの「cakes」で連載されていたのは存じておりまして、
それが書籍化されるというので発売日にゲット。
WEBだと散在しちゃうので、一冊にまとまったものを読みたかったんですよね。

これまでの2作品にも共通していますが、闘う男、いわゆる英雄たちと、
彼らの側でひっそりと控えていた少年たち。
世界中で、戦乱の世にはどうやら栄えていたらしい少年愛。
英雄たちは少年に何を求めていたのか。

あまりに生々しい描写は苦手ではあるのですが、、、
著者の独特の視点で語られる歴史はとても興味深いものがあります。
BLとかの枠だけではなく、歴史小説として歴史好きの方にも勧めたい本です。

もしこれで興味を持った方がいらっしゃったら、
過去の作品もぜひお手に取っていただきたいですね~。

カバーのイラストが耽美な感じで、ちょい恥ずかしくなるのも事実なので、
持ち歩きはできませんでしたけど(^^;)


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