座禅断食１日目

朝から食べていないので、少々力不足気味になっている。
しかし、朝から夏休み前の専門学校の授業。

夕方４時半までびっしりと授業。
特に午後の２コマは、体力も脳もフル回転。

私の授業は、学生の反応からどんどん想像力を広げていって、対話形式で進めることが多い。

サンプルをその場で創造し、伝えていく。
大事な要点をそこで理解して応用していただくためだ。
それには、サンプルに登場する人物を身近な人たちにして、笑いをとる。
それで記憶に残してもらうのだ。
ただの笑い話に終えないように要点を繰り返す。

すると、午後の学生の一人が、「あれ？今日の先生はちょっとエネルギーが低いな」らしいことをつぶやくのを聞く。
正直に、今朝から何も食べていないことを伝えて、なぜ自分が座禅断食をするのかを説明する。

今は理解できなくても、健康の大切さを身をもって知る４０代になれば、あの時の先生が言っていたことを思い出す。それでいい。あ、やってみよう、でもいいし、何か調べてみるきっかけでもいい。

そうやって、ほんの少し、彼らの人生に良い影響になればいい。
そんな大人の一人でいい。
彼らとの出会いに感謝。