ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

老いるを学ぶ

2015年05月23日 19時48分57秒 | Weblog
長く生きるのもいいのか、と考える。
子どもの自分にとって、両親が元気で話を交わすことができるのを長くしたいとは思う。
親孝行らしきことをして、お茶を濁している感がある。
だが、両親にとって長生きすることは幸せなのか、と考えた。

まず母親のホームへ訪ねる。
自分を歓迎してくれるが、娘なのか妹なのか分別はないが、母にとって訪ねてくれて嬉しい人物のようだ。
母のホームでは、お子さんがいらっしゃらない入所さんもいて、リビングから母の個室へ入ってほしいと頼まれる。
私が行くと注目を浴びる。
満面の笑顔の母を見て、泣かれる方がいる。
羨ましい、とか、何かの感情がわくようだ。

母の夕食の時間になって、ホームの責任者と話す。
父のホームへ移動できる体制が近いので、日程が決まったら相談しますと伝える。
歩行が困難な母をトイレまで付き添う方の苦労を聞いて、要介護4になったら移動を要請されていた。
その要介護4は、去年から認定されている。

責任者は、母の移動に関して少し笑顔を見せた。
対応が厳しかったのだろう。

次は父の入院先の病院へ。
父は我儘になっていた。
1週間ほど行けなかったので、寂しかったのだろう。
が、痛い腰を看護師や医者に伝えないで、痛いのに何も処方してくれないと私に訴える。
父の一生は、そういう自分の言いたいことをずっと言えないことで、苦労した。
そして、最後の最後まで、その短所に苦しんでいる。

そこから学ぶ。
自分も自分の短所に困る。
少しでもそこをなんとかしたいと動こうとする。

老いを寄せ付けないように、トレーニングし続ける、と決意する。
読み、書き、トレーニングして、大会に出る。
それを繰り返して、食えなくなったら、命を終えたい。
死をどのように迎えるかを決めたら、今、やりたいことをやって、身体創りも老いた時の仕事も準備しておく。

元気な自分の心身に感謝。
教えてくれている両親の姿に感謝。


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