ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

息子の忍耐

2009年09月22日 18時11分43秒 | Weblog
息子は1番のゼッケンをつけているが、その華々しい役目から、最近はほど遠い。
5番打者だから3番、4番打者が出塁すれば、息子の転がす打法で、2点が入ることが多いのだが、それはもう当たり前の1番の義務なのだ。

それ以上の仕事は、守備でミスをせず、チームが試合運びを良くするイメージアップの役目もある。守備でミスをして指導者たちに責められた場合、下を向いたら、交代となった。
元気が無いということで、目立つのだ。

気が優しく素直な息子は、指導者のお叱りを素直に聴いてしまうのだ。
野球の世界では、元気を無くした選手は、足を引っ張るので、代わりの選手がたくさんいるので、すぐに代えたほうが良いという暗黙の試合運びがあるようだ。

すると、チームの空気がガタガタになる。
監督やコーチの怒号がもっと飛び交うミスが続く。

代えられる子もいれば、打率が良い子は、代えられない。また、代わりの守備がいない場合も代えられない。当然だ。

そして、久しぶりに出塁した走りのコーチャーをやることになった息子は、代えられたショックからも簡単に立ち直らず、またコーチャーの仕事も果たすことも出来ず、試練の忍耐の時間を過ごす。

私は黙って息子を見守る。

試合は完全に負け。
子供たちは、昨日の良い試合とチームワークとはまったく異なる雰囲気となってしまっている。

ホームグラウンドに帰り、監督コーチたち抜きに子供たちは自主練習を昼食抜きに始め、夕方まで遣り通す。

息子は、夕方になった昼食の後、近所の仲間と近くの公園で素振りをやりにいった。これでいいと思う。どういう成績にしろ、自分が出来ることを精一杯にして、成果を待っていればいいのだ。

私は、試合に出場しようがしまいが、息子が出場したら、精一杯応援しよう。
息子の忍耐力とがんばりを一番知る人間だから。
感謝


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