ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

私の死生観

2012年04月14日 22時53分29秒 | Weblog
壮大なお通夜だった。
彼の人柄の賜物で、斎場の駐車場は満杯で大きな国道は渋滞していた。
遅れて参列される人が後を立たず、会場の仕切りの壁が取り払われて、斎場の方が椅子をセッティングされている音を後ろに聞きながら、故人の写真を見つめていた。

死因はくも膜下出血と発表された。
体調が思わしくなく、前日に内臓の痛みで病院へ行ったその翌未明に布団の中で亡くなられていたのだという。

高校3年の長女、高校1年の長男、中学3年の次男のお子さん3人が、お母様と並んでおられる姿が涙を誘った。

ご家族は、多くの方に参列してもらって少し驚いておられたようだった。
ここまで参列者の方々が大事に思われていたことを誇りに思っていて欲しいと感じた。

故人は口先の方ではなかった。どちらかといえば、口下手でお金儲けとか派手な仕事をするというより、縁の下の力持ちをずっとされていて、同僚や後輩の方から慕われていたようだった。だからみな、感謝の気持ちでお別れを言いたくて、お通夜に来られたのだと思う。

故人と出会うことができて、本当に良かった。家族ぐるみで10年以上のお付き合いをさせてもらっただけに、思い出の言葉がループして、嗚咽が出てしまった。

日々生かされているのだから、出会う人に感謝の気持ちを伝えよう。良いところを良いと伝えよう。感謝


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