勉強仲間のお店訪問

古い旅館を改築し、おしゃれな和風建築の内装だった。
太い梁があり、照明も丁度良い明るさだ。

経営されている先輩の好みで、派手派手しさはなく、お料理は創作だが、高くて量が少ないので、お客様は満足しているのか、と疑問を感じた。

30歳代からの女性をターゲットにしているとのことだが、ちょっとお高くて、私の友人たちは無理だ。私が一番無理だ。野菜スティックに千円近く払えない。

そして、経営する先輩が私たちのテーブルにやってこられて、皆、好き放題にコメントした。店のコンセプトが女性向けとあるが、費用対効果にうるさい女性が満足しないよ、とはっきり言うと、先輩は、聞く耳をもっておられないようだった。

金の無い私には合わない店だと烙印を押されたようで、ここが私のRCだ。もう言うもんか、と黙ってしまった。周りの方々も私が黙ってしまったので、気を遣われていたようだが、もう用が無いのなら、別な店に行って食べなおしたいなあという気分になった。

その学びの先輩は、大好きなのだが、その方のRCとまともに正面衝突だ。
ちょっと楽しい発見だった。

はがきで「突然訪問してごめんなさい」と送った。般若心経に習って、すぐに気を取り直した。何の感情も残さずに、また一緒に学んで行こうと思う。

感謝