今日もケーキを焼く

遺棄する予定のバナナでも、皮の表面が少し黒くなっているだけで、学校関係へ出せないので、八百屋の卸業者さんからそのバナナを引き取る。
食べてもらうことで、バナナの役割が果たせる。
人間も食べ物も電化製品もその役割をもって生み出されていると思っているから、それを果たしてあげたい。
カレーライスのカレーも残ると、早い後日に残りご飯の上にかけてとろけるチーズをトッピングして、オーブンで焼く。するとカレードリア風になる。
これは若者たちに人気だ。ほとんど食べてもらえる。
食材も美味しく食べてもらえて、喜ぶのではないかと思っているから、なるだけ捨てないようにと心がけている。

八百屋さんからいただいたバナナで100本くらいあるだろうか。
それらの三分の１は、皮が黒いところが1センチくらいだから、そのままデザートとして食堂に出しておくと、寮の若者たちは喜んで食べている。

3分の１のバナナ30本くらいの実の黒くなっていても食べられそうなところは、自分の胃袋へ入った。そのほかの実を1センチ幅にスライスして、レモン汁をかけて変色を防ぐ。

バターたっぷりでケーキ種を作り、容器に入れたら、まず粒状のチョコをケーキ種の上に散らす。その上にバナナのスライスを容器いっぱいに載せる。その容器を4個。丸と長方形の入れ物にたっぷりとケーキ種が入っている。
オーブンで90分焼く。それを2個ずつ2回なので、3時間コース。
焼いている間、ブログを書いたり、家事をして眠気をごまかして、なんとかオーブンのお守りをする。

今日はゆっくりしよう。

すべてに感謝。