親が子に渡せるもの

聞いた話。
平凡な会社員が親の遺産2億もらった。
1年で使い切ったらしい。
詳細な使い道は伺い知らぬが、想像で書かせてもらう。

まず歓楽街へ行く。
一人で行くか、遊び友達と行くか。
そこで金回りが良くなったと知り、いろんな営業がくるようになる。
株、高級外車、投資のマンション経営、いろんなうまい話。
お姫様のような美しい女性を隣において、高級お酒と高級な雰囲気で、気前良く話が進む。

親がどうやって遺産を残したのか知らないが、お金の使い方を教育していなかったのだろう。
株や高級外車を買おうがその人が受け継いたお金だから知ったこっちゃない。

しかし、親がもしかしたら苦労して貯めたお金を社会貢献せずに使い切ったという事実が残る。
お金に群がった人たちとの友情はない。

親が子供に残すのは、苦労しても逃げない姿、家族の絆が良いという思い出。
一般的に子供よりも親が早くこの世からいなくなる。
その時に、親の行動や温かい触れ合いの恩恵で、強く生きていこうとする気概を、自分の子孫へ無言で伝えていくことではないか。

それを仕事で表現していきたい。
感謝