ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

物忘れ外来の医者に相談する

2007年10月23日 22時16分54秒 | Weblog
父が感情を爆発する対象は、一番は母親で、あとは、私と息子の家庭内だけだったが、母のディサービスで送りに来てくださった女性が、玄関で自分が所属する会を名乗らず「ただ今戻りました」としか言わないのはおかしいと怒鳴った。

奥の部屋で仕事をしていて、騒がしいなと思って玄関のほうに行くと、ディサービスの女性の顔が青く、凍っていた。びっくりされただろう、申し訳無い気持ちがいっぱいで、平謝りをした。

父は居間のソファに座って、鬼のような顔付きだった。母はその隣に座って、「私が悪かったね」と言って、その場の空気をつくろうように言う。私は、深呼吸をして、ゆっくりと言葉を選ぶように、大きな声で怒鳴ると相手がびっくりするから、もし誰か分かりにくいのなら、そのように伝えたほうが良いよ、と伝えた。父は怒りの塊だった。

すぐにそのディサービスの責任者に電話をし、事情を伝え、謝る。次に、両親担当のケアマネジャーに報告をする。

そして、今日、予定していた、物忘れ外来の医者に両親を連れて行った。

いつもは、昼間に行っていたが、母のディサービスから帰宅して夕方の受付で、このトラブルの後で、少し不安もあったが、もう、入院でも何でも良い。この状況を正直に伝えて、どうにかしてほしいという駆け込み寺のような心理で医者に会う。

母の状況は、ディサービスの方々に人気で、笑顔も多く、何とか毎日行っていることを伝えると、医者は安心した笑顔だった。
父の感情爆発に関して、医者は、感情コントロールが出来ないのも、自分の言動で相手がどのように感じるのかわからなくなるのも、認知症らしい。
毎日、朝、父の母をなじる怒鳴り声から夜眠るまで、一緒にいればずっと母を罵倒する言葉を吐き続けることに、母がよく耐えていると言うと、医者は、家族は大変だね、と答え、感情が爆発しそうな点を前もって察して、注意するしかないね、という口上に、忍耐しかないのかと大きなため息をはいた。

7時近くに帰宅して、すぐに鶏肉の鍋物を作って、両親の分の食卓をつくる。買い物もあって、息子を誘い、息子に今日の出来事を報告し、息子も父の怒鳴り声に対して、耐えていることを話す。

父の怒鳴り声を聞きたくないために、このように両親が一緒にいる場面には、自分たちは一緒にいないことは、両親にとって寂しいことだろうが、私たちの精神安定には、必要な逃避だ。

この障害を乗り越えるためにも明日、ケアマネジャーと父のディサービス先を見学に行く。どんな援助もほしい。
感謝


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