父が感情を爆発する対象は、一番は母親で、あとは、私と息子の家庭内だけだったが、母のディサービスで送りに来てくださった女性が、玄関で自分が所属する会を名乗らず「ただ今戻りました」としか言わないのはおかしいと怒鳴った。
奥の部屋で仕事をしていて、騒がしいなと思って玄関のほうに行くと、ディサービスの女性の顔が青く、凍っていた。びっくりされただろう、申し訳無い気持ちがいっぱいで、平謝りをした。
父は居間のソファに座って、鬼のような顔付きだった。母はその隣に座って、「私が悪かったね」と言って、その場の空気をつくろうように言う。私は、深呼吸をして、ゆっくりと言葉を選ぶように、大きな声で怒鳴ると相手がびっくりするから、もし誰か分かりにくいのなら、そのように伝えたほうが良いよ、と伝えた。父は怒りの塊だった。
すぐにそのディサービスの責任者に電話をし、事情を伝え、謝る。次に、両親担当のケアマネジャーに報告をする。
そして、今日、予定していた、物忘れ外来の医者に両親を連れて行った。
いつもは、昼間に行っていたが、母のディサービスから帰宅して夕方の受付で、このトラブルの後で、少し不安もあったが、もう、入院でも何でも良い。この状況を正直に伝えて、どうにかしてほしいという駆け込み寺のような心理で医者に会う。
母の状況は、ディサービスの方々に人気で、笑顔も多く、何とか毎日行っていることを伝えると、医者は安心した笑顔だった。
父の感情爆発に関して、医者は、感情コントロールが出来ないのも、自分の言動で相手がどのように感じるのかわからなくなるのも、認知症らしい。
毎日、朝、父の母をなじる怒鳴り声から夜眠るまで、一緒にいればずっと母を罵倒する言葉を吐き続けることに、母がよく耐えていると言うと、医者は、家族は大変だね、と答え、感情が爆発しそうな点を前もって察して、注意するしかないね、という口上に、忍耐しかないのかと大きなため息をはいた。
7時近くに帰宅して、すぐに鶏肉の鍋物を作って、両親の分の食卓をつくる。買い物もあって、息子を誘い、息子に今日の出来事を報告し、息子も父の怒鳴り声に対して、耐えていることを話す。
父の怒鳴り声を聞きたくないために、このように両親が一緒にいる場面には、自分たちは一緒にいないことは、両親にとって寂しいことだろうが、私たちの精神安定には、必要な逃避だ。
この障害を乗り越えるためにも明日、ケアマネジャーと父のディサービス先を見学に行く。どんな援助もほしい。
感謝
奥の部屋で仕事をしていて、騒がしいなと思って玄関のほうに行くと、ディサービスの女性の顔が青く、凍っていた。びっくりされただろう、申し訳無い気持ちがいっぱいで、平謝りをした。
父は居間のソファに座って、鬼のような顔付きだった。母はその隣に座って、「私が悪かったね」と言って、その場の空気をつくろうように言う。私は、深呼吸をして、ゆっくりと言葉を選ぶように、大きな声で怒鳴ると相手がびっくりするから、もし誰か分かりにくいのなら、そのように伝えたほうが良いよ、と伝えた。父は怒りの塊だった。
すぐにそのディサービスの責任者に電話をし、事情を伝え、謝る。次に、両親担当のケアマネジャーに報告をする。
そして、今日、予定していた、物忘れ外来の医者に両親を連れて行った。
いつもは、昼間に行っていたが、母のディサービスから帰宅して夕方の受付で、このトラブルの後で、少し不安もあったが、もう、入院でも何でも良い。この状況を正直に伝えて、どうにかしてほしいという駆け込み寺のような心理で医者に会う。
母の状況は、ディサービスの方々に人気で、笑顔も多く、何とか毎日行っていることを伝えると、医者は安心した笑顔だった。
父の感情爆発に関して、医者は、感情コントロールが出来ないのも、自分の言動で相手がどのように感じるのかわからなくなるのも、認知症らしい。
毎日、朝、父の母をなじる怒鳴り声から夜眠るまで、一緒にいればずっと母を罵倒する言葉を吐き続けることに、母がよく耐えていると言うと、医者は、家族は大変だね、と答え、感情が爆発しそうな点を前もって察して、注意するしかないね、という口上に、忍耐しかないのかと大きなため息をはいた。
7時近くに帰宅して、すぐに鶏肉の鍋物を作って、両親の分の食卓をつくる。買い物もあって、息子を誘い、息子に今日の出来事を報告し、息子も父の怒鳴り声に対して、耐えていることを話す。
父の怒鳴り声を聞きたくないために、このように両親が一緒にいる場面には、自分たちは一緒にいないことは、両親にとって寂しいことだろうが、私たちの精神安定には、必要な逃避だ。
この障害を乗り越えるためにも明日、ケアマネジャーと父のディサービス先を見学に行く。どんな援助もほしい。
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