やはり命と絆を伝えたい

今日は厳粛な気持ちに午後から少しずつ気づいていた。
忘れない、ということ。

あの日、津波に飲まれてしまって家族の絆が突然切れてしまった被害者の方を思うと、苦しくなる。

私はすぐに脳で映像化することができるので、今、喧嘩したり腹が立つことがある家族ともしあの場にいたら、と思うと、生きているだけでありがたい、と思う。

交通事故だってそう。
家族が朝、出かけて行って、また元気に帰宅してくれる、というのは、当たり前のようで、実はありがたいことなのだ、とたまに思う。
特に、悲惨な事故や災害の映像を見ると、最後の言葉が喧嘩腰だと、悲しくて打ちひしがれる。
しかし、腹が立つとそういう謙虚さがブッ飛ぶ。

命って、自分も含めて限りあるものだとうっすらわかっていても、普段は意識しない。

突然自分が亡くなったら、家族は困るだろうけれど、それはどうしようもないのだ。

いくら健康を維持するような生活習慣を努めていても、病気をする確率が少し低いだけで自分がいつどんな状況でこの世から去るとはわからない。

命って不思議って今更ながらだが、言い切りたい。
感謝して生ききろうっと。