ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

ちょっといい話で、心を温める

2020年05月04日 10時41分10秒 | Weblog
「プチ紳士運動」ちょっといい話『ボランティアという健康法…ギブアンドギブで健康になる』志賀内泰弘

日本には古来から、「情けは人のためならず」という諺(ことわざ)があるように、「与えた」ものは、結局は自分に「返ってくる」。でも、なかなか理解していただけない方もいる。

そこで、「プチ紳士運動」では様々な実例、エピソードを紹介してきました。実際に「ギブアンドギブ」の精神で生きてきたら、望みもしないのに金銭的にもたくさんのと「テイク」を受けてしまったというお話です。

ところが、ギブアンドギブのパワーは、それだけに留まらないことが近年、科学的に実証されています。「見返りを期待せずに与える」と、自分も「健康」になれるというのです。そのキーワードとなるのが、「オキシトシン」という物質です。テレビの健康番組でも取り上げられているので、聞き覚えるのある方も多い事でしょう。

赤ちゃんがお母さんおっぱいに吸い付く刺激に応じて、脳から分泌されるのがオキシンシンです。お母さんが授乳している最中、このオキシトシンが分泌されることで、無上の幸福感を感じるのだといいます。つまり、おっぱいをあげるという無償の行為が「幸福感」に結びついているわけです。

幸福感が増すと、人間はどうなるか。説明は不要でしょう。ストレスは軽減され、胃潰瘍などのストレス性の病気が治ります。免疫力が上がり、菌やウィルスへの感染も防げます。そう、健康になるのです。

さらに、善行(ボランティア)をするとき、オキシトシンが増加するというのです。まだ何の行動も起こさなくても、助けを必要とする人のことを考え、彼らに同情を寄せるだけで、視床下部のエキシトシンが増加することがわかっています。

これは、誰でも一度は経験があるのではないでしょうか。駅前の街頭募金などで、募金箱にチャリンと小銭を入れる。すると、募金活動をしている人達が一斉に、
「ありがとうございました!」
とお礼を言ってくれます。それを聞いて、なんだか恥ずかしい気分になると共に、「ああ~私っていいことしたんだ」と、心がホワッ~と暖かくなる。そうんなです!その時、あなたの頭の中にオキシトシンが湧き出しているのです。

ということは・・・。ボランティアというのは、健康法の一つなのですね。

最後に、こんな仏陀の教えを一つ。釈迦は言いました。
「貧しい人や困っている人に手を差し伸べなさい。布施をしなさい」
と。弟子が尋ねます。
「異教徒に対してもですか?」
釈迦は答えます。
「異教徒であっても、その相手が誠実な宗教者であれば、援助の手を差し伸べなさい」
「なぜですか?」
「蝋燭に火を灯そうとするとき、別の蝋燭の炎を使うだろう。そのとき、その蝋燭の光は消えるかい?それどころか、2つの炎は一緒になり、一層周りを明るく照らすだろう」

ウイルス騒動で、世界中の人々の心が暗くなっています。感染しなくても、明日の生活に困る人たちがいます。こんな時だからこそ、ギブアンドギブ!他人に「おもいやり」の心で接しましょう。

何か自分にできるだろうか?
何が役に立てるだろうか
考えるだけでもいいのです。

それは大いにオキシトシンを分泌し、あなたを健康に導くことでしょう。

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「プチ紳士運動」のメルマガをとって、数年分読んでいないが保存している。
この休みの間に読んでみようとこの文章を読んで決めた。

人が喜びそうなことを、自分にできることでそっとする、と行動指針にしている。
ふと気づいたことで、あの人にこうしよう、これを作ってあげよう、という気持ちを大事にする。
そしてすぐにできるならすぐに取り掛かる。

昨日、ひょうたんランプを作った。
乾かしたひょうたんにデザインして穴を開けて、中に電球が入ったスイッチをコードレスで置く。
友人がこのひょうたんランプの講座に行きたがっていたが、なかなか行けないでいた。
これを送ってあげよう。

すべてに感謝。



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