足の踏み場がかろうじて確保されているような床、140センチの高さの洋服ダンスの上に、洗濯した衣類が山積みされていた。
そこを毎週2回ぐらい床をコロコロで掃除する。
掃除のたびに積み上げた参考書や教科書が、すぐに崩され床に散らばる。
数か月前に「何とかならないかなあ」と言うと、「ならないね~、さ、行った行った!」と追い払われる。
先週、テスト期間中に、英語の教科書を持ってきて、教えてほしいという箇所の訳を教える。
その最中に、ipodでLineをしている。
「教えている最中にメモしないで、もう二度と言わないよ、こんなところを今聞いているようじゃ、いろいろと厳しいんじゃないかなあ。自分の人生なんだから、私はどうにも助けられないよ」
「やってもちっともテストの点数が上がらないよ! 俺ってそんな頭良くないんだよ!」
「だって、ずっとLineしながらだから集中していないもん。本気にやっているようには見えないよ。自分でできないって言っているからできないんだよ。すぐに点数に結びつかなくても、本気でやってごらんな」
「この前の実力テストはどうだった?一生懸命に勉強していたじゃん」
「半分くらいの点数」
「そう、じゃあ、これから毎日、ipod無しで勉強を数時間する習慣にしてみれば。自分の本分もしないで、あれ買ってこれ買って、というのは、もうないね。余裕がたっぷりある経済じゃないことくらい、わかっているでしょ?」
「あのさー、母さんの教え子で、同じような母子家庭の子たちは月に500円の小遣いだって聞いたよ。それでやり繰りしているよ」
「わかったよ~」
「……」
この会話が先週の28日に交わされてから、ほとんどこの件について触れずにいたら、1日の日曜に自分から掃除を始めた。
私が夕方からプールへ水泳に出かけて9時半に帰宅した時には、リビングに雑紙のごみ袋と段ボールが積み上がっていた。息子の部屋は、床にほとんどものが置いていなくて、雑巾でふいた形跡があった。
優等生や良い子でいてほしい、って望まないが、自分で自分の道を切り開いていってほしい、だけ。
経済的にも豊かになりたいのであれば、専門職につく。そのためには専門的な学問がいると判断するのであれば、その教育を得るために、今、何をするかに気づいてほしいだけだ。
有名大学ならどこでもいい、とは、今の時代、通らないだろう。
実力、スキル、やる気ある人間が人生を切り開いていく。
専門学校でも、自分の担当する1つの学科は、就職率100%だったが、もう1つは50%がいいとこ。それもハードな仕事になっている。
卒業生はみんな楽しそうに仕事をしているのでいい。
でもその就職につくために、彼らが青春時代らしい遊びや恋もお預けして、課題とアルバイトと就活に明け暮れていたのを知っている。
そんな学生たちの一生懸命な姿が美しい。
ま、美味い食事と弁当を食べさせ、朝、行ってらっしゃいと笑顔で送り出し、後は見守る。向こうから話しかけてくれば、話を聴く。
子育てはまだ続く~。
今日も感謝の一日。
そこを毎週2回ぐらい床をコロコロで掃除する。
掃除のたびに積み上げた参考書や教科書が、すぐに崩され床に散らばる。
数か月前に「何とかならないかなあ」と言うと、「ならないね~、さ、行った行った!」と追い払われる。
先週、テスト期間中に、英語の教科書を持ってきて、教えてほしいという箇所の訳を教える。
その最中に、ipodでLineをしている。
「教えている最中にメモしないで、もう二度と言わないよ、こんなところを今聞いているようじゃ、いろいろと厳しいんじゃないかなあ。自分の人生なんだから、私はどうにも助けられないよ」
「やってもちっともテストの点数が上がらないよ! 俺ってそんな頭良くないんだよ!」
「だって、ずっとLineしながらだから集中していないもん。本気にやっているようには見えないよ。自分でできないって言っているからできないんだよ。すぐに点数に結びつかなくても、本気でやってごらんな」
「この前の実力テストはどうだった?一生懸命に勉強していたじゃん」
「半分くらいの点数」
「そう、じゃあ、これから毎日、ipod無しで勉強を数時間する習慣にしてみれば。自分の本分もしないで、あれ買ってこれ買って、というのは、もうないね。余裕がたっぷりある経済じゃないことくらい、わかっているでしょ?」
「あのさー、母さんの教え子で、同じような母子家庭の子たちは月に500円の小遣いだって聞いたよ。それでやり繰りしているよ」
「わかったよ~」
「……」
この会話が先週の28日に交わされてから、ほとんどこの件について触れずにいたら、1日の日曜に自分から掃除を始めた。
私が夕方からプールへ水泳に出かけて9時半に帰宅した時には、リビングに雑紙のごみ袋と段ボールが積み上がっていた。息子の部屋は、床にほとんどものが置いていなくて、雑巾でふいた形跡があった。
優等生や良い子でいてほしい、って望まないが、自分で自分の道を切り開いていってほしい、だけ。
経済的にも豊かになりたいのであれば、専門職につく。そのためには専門的な学問がいると判断するのであれば、その教育を得るために、今、何をするかに気づいてほしいだけだ。
有名大学ならどこでもいい、とは、今の時代、通らないだろう。
実力、スキル、やる気ある人間が人生を切り開いていく。
専門学校でも、自分の担当する1つの学科は、就職率100%だったが、もう1つは50%がいいとこ。それもハードな仕事になっている。
卒業生はみんな楽しそうに仕事をしているのでいい。
でもその就職につくために、彼らが青春時代らしい遊びや恋もお預けして、課題とアルバイトと就活に明け暮れていたのを知っている。
そんな学生たちの一生懸命な姿が美しい。
ま、美味い食事と弁当を食べさせ、朝、行ってらっしゃいと笑顔で送り出し、後は見守る。向こうから話しかけてくれば、話を聴く。
子育てはまだ続く~。
今日も感謝の一日。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます