ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

幸せなひととき

2013年12月03日 20時19分23秒 | Weblog
自分は経済活動には消極的だ。

何が何でも仕事を取ろうという気迫がないのを認める。
だから経済的に豊かではない。

しかし自由人ゆえのやりたいことがある。

困っている人がいたら、ほんのちょっとの、自分のできることをすること。

今日、支店ではない銀行ATMで自分の前に操作されている女性がいた。
パネルタッチをしても反応がないので、独り言を言いながら、困っておられた。

順番ですぐ後ろにいる自分を気にされたので、声をかけた。

「どうされましたか?」

「押しても動かないんです」

確認キーを押す場面だった。
自分がタッチパネルを押すと、反応して次の画面が表示された。

良かった。
その女性が手続きをされている間、順番を待とうか近くをうろつく青年がいた。
自分に近づいてくる。

「これって、そのATMで読み取ってできますか?」

何かの試験料の払い込みのようだった。
郵便局のATMならできるところがあるが、ここはできそうもない。

「ここはできないと思う。銀行窓口へ行ったほうが確かだよ」
「近くの銀行はわかる?」
「はい、ここを左へ行ったところですよね?」
「そう」

前に手続きされていた女性がほっとした顔で自分に頭をそっと下げる。
聞いてきた青年がほっとした表情で「ありがとうございます」という。

それがほとんど同時で、逆に嬉しかった。
自分が何か応えただけでお礼を言われる、って、こんなに幸せな気持ちになるのか、と。

その後、郵便局へ年賀状用のはがきを買いに行く。
ここでいつも親切に対応してくださる窓口の女性と男性がいる。
切手やはがきをよく買い求めるので、顔見知りなのだが、その方たちの姿を拝見するだけで、実は幸せな気持ちになる。

プライベートは知らないし、窓口で対応してくださるだけだが、気持ちが良い。
女性は笑顔を絶やさないし、仕事ぶりはテキパキされて、自分が見習いたいくらい。
男性は、どっしりと構えて、自分の仕事や自分の人生をよく考えておられるような、自信を感じる。
自分が感じるのは、このおふたりは、読書や映画など、自分と同じ趣味で楽しんでおられるような、そんな親しみがもてる。

こういうなにげない温かい交流で自分は活かされている。

だけど、ここでぬるま湯に入って「いい湯だ~」と言ってばかりいられないので、仕事をがんばります。

今日も幸せな時間をいただき、感謝。


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