今朝感じたこと

今朝10時にクロワッサン2個と目玉焼き、野菜スープの朝食を終えた両親の後片付けを終えて、すぐにお世話になっている方や息子の野球部仲間向けにクッキーを作って台所にいたら、両親の昼食が1時となった。お腹が空いて機嫌が良くない母は、もう1時だ、昼食はどうなっているのか、と催促だ。お嬢様状態だ。受け入れるしかない。
そして、ずっと二人の怒鳴りあいを台所で聞くはめになった私は、精神的にとても大変な状況になることが判明した。久しぶりに2時間暴言を聞くと、こうなるというのが、身にしみてわかる。
けんかばかりする両親の元に育つ子供たちの悲しみ、やるせない気持ちを感じることができる。これを本や講演でお伝えしていこう。
私は前夫と喧嘩をすることをさけて、話し合いをしようと心がけたが、それもだめだった。前夫は、すすきのへ行き、なじみの女性がいるスナックへタクシーを走らせていた。なぜわかるか・・・。カードで支払うため、どこの店かわかるからだ。

冬になると思い出す。吹雪く夜11時ごろ、タクシーを待つ前夫の姿を部屋から確認し、少し眠り、夜中の3時ごろ、ドアを乱暴に開け閉めする音で目が覚める。
今晩は料金3万円くらいで収まったかなと考える。朝6時くらいになると5万円以上はするだろう。どうやってその料金を支払っていけば良いのか、話し合う術もなかった。破綻する夫婦は、問題解決に向けての話し合いは無い。

暗い話だが、その暗闇を知るからこそ、小さな幸せを感知する力が強い。笑うことが多くなるのだ。
坂村真民先生の本を読んでいて、こんなに真面目に生きているか、と自分に問うと、そうでもない。学びの仲間と飲むし笑うし、孤独の中にどっぷり漬かる気にならない。

しかし、両親介護の問題からは逃げたくてどうしようもない時がある。今、私は人間成長として、この忍耐と取り組んでいるのだろう。専門家の声を聴き、暗闇の中を這って出たい。

解決するだろう。この苦しみを乗り越えるためにやってきたのだろうから。感謝