結婚とは

友人と言うには、申し訳ない先輩がいらっしゃる。
奥様のお父様に癌が見つかったのは、4ヶ月前。
現在は、流動食の管が入り、入院されている。

奥様のお母様が看病疲れをしないように、奥様が付き添われ、そのサポートをされるために、奥様の実家にその先輩が居候という形で、同居されている。

奥様のお父様が、自分の女房とずっと一緒にいられることが幸せだと言っているという。
先輩の亡くなった実のお父様が、入院されていた際に言われた言葉が、「相手の両親のために何ができるかを考え、実行しなさい」。

結婚というのは、本人が好きで一緒になることだが、付随して、相手のご両親に何ができるか、だと教えていただく。

涙が出た。

夫婦の絆、親子の絆、病気の親の面倒を見ることも、神様の采配なのだと気づく。

今日の昼、若年性アルツハイマー症になった夫を支える妻の映画を、wowowoで放送しているのをちらっと観た。

ここまで出来るか。愛せるか。
アルツハイマーで自分の記憶がどんどん消えて情けなくなっていく姿を観て、母も辛かったし、今も辛いのだろうと受け止める。

何が出来るか。
母に会いに行って、手を握ってあげることだろう。

今週日曜に、行こう。
感謝