就活レポート4回目

ハローワークでの面談で最初の2回は、履歴書と職務経歴書のチェックをしてもらった。
20歳台から40歳台まで挑戦してきた仕事の実績は、書かないほうがいいと言われて、ショックを受けた。
そういう職務経験を活かす仕事は、この都市にはないから、書類に書いてあるのを見た求人企業側が、「うちの会社向きじゃない」と撥ねるから、とハローワーク担当者が毅然として伝えてくる。

その現実を受け止めて、次は、自分ができる仕事を具体的に求人のデーターベースから探す段階になってきた。
事務や専門職は、年齢が若くてスキルが高い人が長く働いてくれる可能性を第一に見るという。

ハローワーク担当者の言われることは、現実を知るすべてで、自分が経営者だったから、すぐに理解した。

すると、自分にできるのは、学問不問で離職率の高い、コールセンター、清掃、介護、工場での軽作業なのだ。
こうやって、ブログで文章を書くことが得意です、10年以上続けてきました、というのは、職業として具体的になんの役にも立たないということ。
そんなこと、わかんなかったの？あはは、って自分を笑ってしまう。

３年前の春に自営の会社を辞めたことが一番のターニングポイントかな。
まったく儲からなかったし、やる気も失せていたから。
専門学校の講師の仕事と会社にくるちょっとの仕事でなんとか食いつないでいたけれど、大きな仕事が取れなくなり、専門学校の学生が少なくなっての授業駒数が少なくなって、まったく食えなくなった。

去年秋から清掃の仕事を入れても、やりくりは厳しくなっているので、大きくフルタイムの仕事を入れて、経済をやり直そうとしているのが、今の自分の就職活動だ。

いいのだ。
過去はもう過ぎたのだ。
こうやってネタとして、ここで書きとめて、自分と似たような人たちに、生活設計を考えて、仕事をしていくといいよ、って伝えられたら、自分の書くという活動が読む人たちの役に立つと思う。

こういう経験もすべて、自分にとっていいことなのだとなぜか思う。

すべてに感謝。