今、一番うれしいこと

ここ数週間、息子は自主学習を熱心にしている。

9月ごろまで、ipodでライン交流や、ゲームで遊んでばかり。
夏休み明けの定期テストでも、５教科で英語と理科が少し良いくらいで、他は、あらーという成績。

経済的に地元の国公立しか今の親レベルで援助できるのがギリギリ。
もうそれも、進みたいコースは北大しかない。
1学期の担任教師との面談では、北大は無理でも本州の公立へ行かせる勇気がありますか、という質問に、精神的にはＯＫだと伝えている。

本人はまだコースとしてはモヤモヤしているようだが、理系コースと決めている。

9月に成績表をもらって見せてもらった時に、これはもう高卒で何か仕事についてもらって、自分で学費を貯金して、好きな勉強をするコースだな、とイメージしていた。

どうしても大学へ行って勉強したい、こういう仕事に就きたいから、この勉強をしたいっていう目標がなければ、勉強をする気が起きないだろう、と自分でも思う。

「勉強しておいたほうが、後で進路を決める際、良いんだよ」と中学時代からずっと言い続けていた。
それでもipodの自分の世界で遊びほうけてきた。

「もう、自分で自分の人生を決めてほしい」と言い切って、あれこれ言わなくなってきたのが良かったのか。

ipodも飽きてきたのか、高校で何かの刺激でスイッチが入ったのか、何かと「勉強しないとやばいんだって」と言って、机に向かっている。

なんだかほっとした。
この調子で受験まで行けば、なんとかなるかもしれない、と少し希望をもってきた。

私立はどうしても不可だが、国立をなんとかって口に出さず、そっと見守る。

親の自分はとにかく仕事をがんばって、学費をねん出するしかないね。
ふーっ、こっちをがんばだ。

今日も全てに感謝。