息を抜いた今日

息子より寝坊した自分。
9時過ぎにリビングに出ると、息子はアニメを観ている。

9時間以上の睡眠は、1年ぶりくらいか。
よく眠った感のある、ゆったり感と気を抜かした虚脱感だ。

ゆっくりと朝食をとり、ＴＶを観る。
仕事関連のことを考えずに、ぼーっとする。

ＴＶのバラエティ番組で、ドラマの主役級の男優が、自分の行き着けの高級なお店を紹介している。1人前千円の焼肉など、おいしそうだが、観ている人たちが、唸るばかり。

でもその俳優は、休みもなくご多忙で、1年のうち半分は家族と離れて暮らす。
そういう暮らしと引き換えに、今の収入や生活があるのだろう。

午前中限定の特売品を買うために、近所のスーパーに行く。小腹が空いた息子のために、小さいおかずパンを買う。

腹減った～と叫ばれる前に、食べ物を用意しておかないと、という気持ちは、動物的母性ゆえか。

午後、徒歩15分くらいに、知り合いのたいやき屋さんのチェーン店があるので、息子と散歩がてら、買いに行く。天気は晴れているのだが、風が冷たくて息子は、寒い寒いという。それでも、小６の息子と並んで歩ける嬉しさで、自分は寒さを気にしない。

あー、これって、母馬鹿なのだろうなあ。
それでもいい。中学に入ったら、こんなことができなさそうだから、限定の時間だ。

感謝