小６息子の担任教師との面談

「学習面で、多くの可能性と実力をもっていながら、基礎学力をつけるためにコツコツ家庭学習していませんね。もったいないです」

開口一番、4年生から3年間担任の男性教師は、残念そうに言う。

息子は、学校の勉強はあまり面白くないとアンケートに答えたそうだ。

自宅では、三国志について書かれたいろいろな作家の本を、いろいろ買って読んでいる。あさのあつこの青春小説も読む。本を読んでいるから、漢字の練習をしていなくても、ま、いいか、と思ったのが、家庭教育を見守る母としては、失格だ。

大人の言葉使いをし、冷静な物言いをする息子を頼もしく観ていたのは、親ばかだ。もっとちゃんと教師の話を聴いて、教科書の勉強は、授業で終わらせて、漢字だけは書く練習でしか、憶えられない。

春の実力テストでは、学習面で問題は無いと聞いていたから、油断した。

中学へ行ってから野球を精一杯するには、今からちゃんと基礎学習をしていないと厳しい負のサイクルになってしまう。

どうやったら息子にこの現実と母としての思いを伝えられるだろうか。

母親業を学ぶ。感謝