ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

「理念と経営」背戸編集長の講演

2010年11月06日 23時30分46秒 | Weblog
帝国データバンクによると、長く経営をされている経営者へのアンケートで、会社経営を漢字にすると、60%の方884社が、「信」、次は、誠。このデータから、国家の経営は政治。政治は人を幸せにする技術と背戸氏は考える。

また同様に、自社の社風で50%の方が答えた漢字は、「輪」

背戸編集長は、名作を創られた作家の方々との交流でいただいた言葉で、学んだという。

1)松本清張氏
「人間の最高の作品は、自分の生き姿」
清張氏が41歳で芥川賞を受賞するまでは、北日本新聞社の契約社員で、2間の長屋住まいに老いた両親と子供二人と奥様の5人家族。自分は、新聞社の仕事を終えて、帰宅してから、玄関横の上がりかまちで小説を書き、書き終わるとそのままその上がりかまちで眠る。翌日、同僚の記者に自分の書いた小説を書いて、感想を聞いて、小説を書く修行をされていた、という。
極貧の生活でも、小説を書く、ということを貫いて、芥川賞受賞と多作の方だったのかと受け取る。

2)檀一雄氏
「雄渾な気はくをもって生きていきなさい」
雄渾とは、困難辛苦にじっくり耐え続けること。
背戸氏が35歳の11月21日に、檀一雄氏の自宅へ原稿を取りに伺った際に、いただいた言葉。

3)司馬遼太郎氏
「大事なのは、生き生きとして暮らしていること」

4)梅原猛氏
「公的なものは、もったいないという気持ちでいてほしい」

5)三島由紀夫氏
「大阪は食い倒れ、京都は着倒れ、東京は足元」
時間に大変厳格だった三島氏のお宅へ伺った際、注意を受けた。

「最初の出だし1行と最後の1行を決めてから書き出す」

6)井上靖氏
「運命の出会いにおいて、人間ができることは、ただ1つしかない。その出会いを大切にすることだ」

翌日に続く。


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