高校を卒業して、行きたい大学には全て不合格だった。
現状を考えずに、自分の実力よりも高い大学を志望していたからだ。
今はそれで良かったと思っている。
経済的事情で、住み込みで働きながら予備校へ通ったが、自分の好きな英語と国語だけは、ますます偏差値は上がるが、他の受験科目は熱が入らず、結局2年目で、米国の大学の日本校が開校されて、応募して内申書と面接で入学を許された。
内申書は、良かっただろう。厳しい私立の進学校で生徒会の副会長をして、成績もそこそこだったから、面接で、米国人の校長が、こんな良い成績のあなたが、なぜ日本の大学に入れなかったのか、と、不審がられていた。
余談だった。
予備校時代、朝早くから働いていたが、やる仕事は調理補助。朝早く働く寮に住む人たちの朝食と夕食を作っていた。早朝4時頃に開いたばかりの豆腐屋さんに出来たての豆腐を買ったり、小さな八百屋さんから野菜や果物を買うおつかいもあった。給料10万円弱は、ほとんど貯金に回すことができた。
大学に入学して、米国の大学だから、宿題も課題もハードだが、毎日授業で知る英語の表現や文化、哲学、いろいろな考え方についての自分の考えを述べるという授業は楽しくてたまらなかった。ここでは、いろんな角度からの表現を学んだ。
学生時代のアルバイトは、2つ以上かけもっていた。
幸運にも、自分の経済事情をアルバイト先に伝えて、学業優先で、契約した時間内は、きっちりと勤めを果たした。家庭教師は、教え子は元気に学業に取り組むようになったと親に喜ばれた。塾の教師も、中学生に英語の口語を教えて、興味をもってもらえたが、この塾の教師職は、時給の高さが目当てだったので、熱意が入らず、よって、生徒も少なくなって、無くなってしまった。やはりリーダーシップをとる人間に熱意がないと組織が消滅するということを学んだ。
あとは、カレー屋チェーンのウエイトレスも熱心に取り組んだ。接客で、その会社の社長に気に入られ、帝王学があることを知ることになった。
アルバイトという形式だったが、どの仕事も、今の仕事に通じる経験や学びがあった。時間から時間に決められた仕事をしたが、わからない点を質問し、アイデアがあれば提案し、積極的に動いたという気概がある。
どんな小さな仕事でも、相手が望む内容かどうかを確認しようとしていたように自負する。一生懸命だっただろうと、ちょっと思う。経験が無かったから、熱意しか無かったし、それが受け入れられたのだと今も自信をもって人に伝えられる。
よって、今とりあえず縁のあった仕事を一生懸命取り組んでほしい。そうすると、その働きは、きっと自分がやりたいと思う仕事につながってくるだろうから。
一生懸命さをちゃんと見ている人は必ずいる。
黙々とやろう。今、私も自分に言い聞かせる。
感謝
現状を考えずに、自分の実力よりも高い大学を志望していたからだ。
今はそれで良かったと思っている。
経済的事情で、住み込みで働きながら予備校へ通ったが、自分の好きな英語と国語だけは、ますます偏差値は上がるが、他の受験科目は熱が入らず、結局2年目で、米国の大学の日本校が開校されて、応募して内申書と面接で入学を許された。
内申書は、良かっただろう。厳しい私立の進学校で生徒会の副会長をして、成績もそこそこだったから、面接で、米国人の校長が、こんな良い成績のあなたが、なぜ日本の大学に入れなかったのか、と、不審がられていた。
余談だった。
予備校時代、朝早くから働いていたが、やる仕事は調理補助。朝早く働く寮に住む人たちの朝食と夕食を作っていた。早朝4時頃に開いたばかりの豆腐屋さんに出来たての豆腐を買ったり、小さな八百屋さんから野菜や果物を買うおつかいもあった。給料10万円弱は、ほとんど貯金に回すことができた。
大学に入学して、米国の大学だから、宿題も課題もハードだが、毎日授業で知る英語の表現や文化、哲学、いろいろな考え方についての自分の考えを述べるという授業は楽しくてたまらなかった。ここでは、いろんな角度からの表現を学んだ。
学生時代のアルバイトは、2つ以上かけもっていた。
幸運にも、自分の経済事情をアルバイト先に伝えて、学業優先で、契約した時間内は、きっちりと勤めを果たした。家庭教師は、教え子は元気に学業に取り組むようになったと親に喜ばれた。塾の教師も、中学生に英語の口語を教えて、興味をもってもらえたが、この塾の教師職は、時給の高さが目当てだったので、熱意が入らず、よって、生徒も少なくなって、無くなってしまった。やはりリーダーシップをとる人間に熱意がないと組織が消滅するということを学んだ。
あとは、カレー屋チェーンのウエイトレスも熱心に取り組んだ。接客で、その会社の社長に気に入られ、帝王学があることを知ることになった。
アルバイトという形式だったが、どの仕事も、今の仕事に通じる経験や学びがあった。時間から時間に決められた仕事をしたが、わからない点を質問し、アイデアがあれば提案し、積極的に動いたという気概がある。
どんな小さな仕事でも、相手が望む内容かどうかを確認しようとしていたように自負する。一生懸命だっただろうと、ちょっと思う。経験が無かったから、熱意しか無かったし、それが受け入れられたのだと今も自信をもって人に伝えられる。
よって、今とりあえず縁のあった仕事を一生懸命取り組んでほしい。そうすると、その働きは、きっと自分がやりたいと思う仕事につながってくるだろうから。
一生懸命さをちゃんと見ている人は必ずいる。
黙々とやろう。今、私も自分に言い聞かせる。
感謝
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