ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

覚悟するときが来た

2015年12月22日 22時49分41秒 | Weblog
肝臓にがんが見つかり、それも相当大きいものと小さいものがたくさんあるとスキャン画像を見ながら伝えられたのが、先週。
今日、再度の詳しい検査のもとで判明したのは、大腸にもがんが見つかり、大腸自体が狭くなっていて、そのがんが大きくなれば、老廃物が通らなくなって腸閉塞が起きて、致死に至るという。

家族の考えを伝える。
「痛みを無くして静かな余命をなるだけ、父と一緒に食事をするような穏やかな時間を過ごさせたい」
「病院に入院するのは得意ではなく、特に病室で食事をするのを嫌うので、家族のようになったホームで暮らす日を望む」
今は、痛みを訴えていないが、もし今後痛みを言うのではれば、痛み止めを併用する、とのこと。
退院の条件としては、食事から栄養を摂ることができるようになること、点滴をはずすことが条件。

ということで、「母にホームに戻りたいのであれば、病院の食事を食べること」と伝えるが、アルツハイマー型認知症の母は理解しているのか、食欲がわかないのか、ほとんど食べない。
持参した、蒸かしたさつまいもを3口とかぼちゃパンを2口を食べて、お腹いっぱいと言っている。

無理強いせず、少しずつ食べる味わいを増やす方向を考える。

病院の相談員の方に、お正月をホームで外泊する段取りをしてもらう。
福祉タクシーを予約してもらって、時間も決める。
ホームの人も同席してもらっての同意なので、今年と正月の母への関わり方が決まって、落ち着いた。

今年の春に、父が同じ病院に入院して、最初食事を摂れないでいたが、ホームに母が待っていると伝えると、がぜんがんばって、食事を食べるようになって、退院できた。頑固な父は、病棟では有名だったようで、退院の際は、ほとんどの看護師が見送りに来てくださった。

その父の女房が今度は入院して、意志が強そうな娘が再度登場というわけだ。

できることを精いっぱいする。
母の手を握って、なるだけおしゃべりをする。

すべてに感謝。


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