何もしたくない日もあると認める

昨日、地方に住む大学4年生の息子に会いに行って、息子はしっかりしているなあ、ちゃんと育っているなあと安心した。
この息子を産み育てられて、幸運で幸せだ。
息子が中高校生時代、大学も2年生あたりまで、反抗期だった。
傷ついていたが、日々の仕事で気持ちを散らすことができていたつもりでも、500円玉の脱毛症はずっとあった。
今の仕事になって3年目、気づいたらその脱毛症はなかった。
息子も強く自分に当たることもなくなって、学業とアルバイトを両立させて、暮らしている。
コロナ渦で仕事が休みになり、ほとんど人と会わないで自室にこもって暮らしている。
したい神道や歴史のお勉強をして、眠りたいときに眠り、ネットの動画は見放題だ。
昨日息子にもっと話を聞いたり話したりしたかったが、一緒にいるだけでよいような気がしていた。
息子に対して、よく育ってありがたいなあという気持ちでいっぱいだった。

息子と一緒に焼き鳥とビールを飲みたかったが、高速バスに乗る時間が6時台で、30分くらいしか食事をする時間がない、ということで、4時半くらいから、小さな古い食堂で親子二人で食事をした。
寒かったので自分はカレーそば、息子は餃子定食で25分くらいで食べ終わった。

高速バス内は、数人の乗客で、換気をしているせいか、寒かった。
外も急な寒さで雪が降るなかを自室に戻ってきて、熱いお風呂に入って体を暖めた。
パートナーへ息子についての報告をラインでしておく。

今朝起きると、寒さで何もする気が起きず、ひたすら体を暖めて動画を見ている。
こういう日もあるさ、と夕方になってようやく今の元気度を受け入れるようになった。
すべては大きな流れのなかで、いい方向に向かっていると信じる。

すべてに感謝。